モータースポーツレーサーのレース以外での事故や死亡事故
元F1ドライバー・CART2年連続チャンピオン・パラリンピック2年連続金メダルのアスリートアレックス・ザナルディがハンドサイクルレース中事故に遭い現在深刻な状況と報道。
アレックス・ザナルディがハンドバイクのイベント中に大型車と衝突事故、病院に緊急搬送されるも“深刻な状態”#supergtxdtm #AlexZanardi https://t.co/qqfI81XWkN
? Motorsport.com日本版 (@MotorsportJP) June 19, 2020
モータースポーツは危険なスポーツであり、過去F1やインディ又その直下カテゴリーにおいてレース中の事故は過去沢山ありました。
アイルトン・セナやジル・ヴィルヌーヴやロニー・ピーターソンなど伝説的なドライバーの死は大変ショッキングでした。
昔は今と違い安全性を軽んじており、ある意味レース中の事故は職業病的なものなのでしょうがないという風潮がありました。
しかし、以外にもアレックス・ザナルディのようにモータースポーツレース以外の事故や死亡したドライバーをご紹介します。
スキー中の事故
ミハエル・シューマッハ-(スキー事故で重傷)
ドライバーズチャンピオン獲得7回(歴代1位)
通算優勝91回(歴代1位)
通算FL獲得77回(歴代1位)
1990年代・2000年代をリードし続けた「ターミネーター」ことミハエル・シューマッハ―。
ベネトンで2年連続チャンピオン、フェラーリでは5年連続チャンピオンに輝くなど近年F1では最も傑出したドライバーといえます。
一時引退し2010年前年のチャンピオンチームのブラウンGPを買収したメルセデスGPのドライバーとして復帰し、現在最強のメルセデスの礎を築き2012年引退。
しかし、引退後の2013年末息子で当時14歳のミック・シューマッハ―を連れフランスのスキー場でコース外で転倒岩場に頭を強く打ち重傷。
以降何度か外科的処置を行っているが、その容体は一切口外されていない。
親しい関係者によると
など語っていることから、植物状態になっている事が考えられている。
レース中の事故で骨折してもターミネーターのように勝利を重ね、あれだけ輝かしい成績を納めてきたにも関わらず、オフシーズンのレジャーで重症となるとはだれも考えもしなかった現状です。
早く元気になる事を心より願います。
事故当時14歳だったミック・シューマッハ―は現在F2二年目の大事なシーズンです。
飛行機&ヘリコプター事故
スポーツ選手の飛行機事故は意外と多く、今年1月NBAのスーパースターコービー・ブライアントがヘリコプター事故で亡くなる事故やサッカーのエミリアーノ・サラが新チームカーディフに向かう小型飛行機墜落事故で亡くなるなどスポーツ選手の飛行機事故は多い。
アレッサンドロ・ナニー二(ヘリコプター事故により右腕切断)
この投稿をInstagramで見る
1986年~1987年ミナルディでF1デビュー。
戦闘力の低いミナルディでの走りが認められ、1988年ベネトンに移籍。
1989年日本GPにおいてセナ・プロスト因縁のシケイン接触により2位でチェッカーを受けるも、セナに失格判定でうれしい初優勝を果たし、トップドライバーの仲間入り。
翌1990年はチームメイトの元王者ネルソン・ピケと互角に競い合い、フェラーリから引き抜きの話しがあったにも関わらず、ジャン・アレジと天秤にかけられていたことと、1年契約が不満でフェラーリの誘いを断る。
イタリア人ドライバーなら誰もが憧れるフェラーリのシートを蹴ったイタリアンとしていまだに語り継がれているのがアレッサンドロ・ナニー二。
そのフェラーリ入りを断った1990年日本GP直前に悲劇が起こる。
日本GP直前の10月12日、ナニーニを含む4人が搭乗していた自家用ヘリコプター「エキュレイユAS350B」(自身が1週間前に中古購入した直後であった)が、シエナ郊外にあるナニーニ家の別荘敷地内で着陸に失敗し墜落、その際にヘリのローターで右腕の肘と手首の間を切断する重傷を負い[4]チームを離脱した。
引用元:wikipedia
今年2020年はアレッサンドロ・ナニー二の甥っこがF3デビューします。伯父さんを超える偉大な男になれるか?
デビッド・クルサード(プライベートジェット墜落)
この投稿をInstagramで見る
1994年ウイリアムズのアイルトン・セナがイモラで亡くなったことによりテストドライバーのデビッド・クルサードがウイリアムズのレギュラードライバーとなる。
その後マクラーレン、レッドブルで活躍し優勝13回の成績を残した。
2000年のマクラーレン時代自身所有のプライベートジェットが墜落。
パイロットと副操縦士が死亡するもデビッド・クルサードと恋人は奇跡的に助かり、直後のスペインGPに出走2位になり不死身のF1パイロットと呼ばれる。(肋骨にヒビが入りながらの強行出場)
コリン・マクレー(ヘリコプター事故死)
2007年9月15日、自宅のあるラナーク周辺にて自身が操縦していた自家用ヘリが墜落し、39歳で死去[4]。このヘリにはコリンの他に5歳の長男ジョニー[2]、ジョニーの友達[2]、マクレーの友人も同乗していたが[2]、地元警察により全員の死亡が確認された[3]。
その死はいち早くインターネットで報じられ、モータースポーツ関係者には広い交友関係を持っていたこともあって、WRC関係者やファンのみならず世界中のモータースポーツに関わる人間に深い衝撃と悲しみを与えた。同い年のマーカス・グロンホルム、マクレーの次代チャンピオンで、ライバル関係にあったトミ・マキネン、フォード、シトロエン時代の同僚であったカルロス・サインツ、フォード時代から親交のあったペター・ソルベルグをはじめとするラリードライバーや各ワークスチームなどWRC関係者を中心に、同じスコットランド出身であるF1ドライバーのデビッド・クルサード、WRC参戦の経験もあるMotoGPを代表する選手、バレンティーノ・ロッシ[5]などラリー以外の多くのモータースポーツ関係者からも追悼の言葉が寄せられ、異口同音にマクレーの生前の活躍を賞賛し、早すぎる死を惜しんだ。国際自動車連盟も、9月16日付けで声明を出している[6]。また公式ページの追悼メッセージ欄には5万件を超える書き込みが寄せられた。引用元:wikipedia
コリン・マクレーといえばスバルのラリー活動黎明期を支えたドライバーでした。
蒼き「555」インプレッサを豪快に操るコリン・マクレーはスバリスト永遠の憧れでした。
先ほどのデビッド・クルサードと同郷で同じモータースポーツレーサーで同じ飛行機事故でしたが、コリン・マクレーは助かりませんでした。
一般道での事故
レーサーと言えば時には時速300㎞以上で走ることもあるほどなので、動体視力は常人とは違います。
にも関わらず、レースではなくて一般道での交通事故で亡くなるケースもありました。
アンドレア・デ・チェザリス
この投稿をInstagramで見る
現役時代「壊し屋」などと呼ばれたイタリアンF1ドライバー。
1980年代F1ではタバコマネーの力が大きく、マールボロ・JPS・キャメルなどF1マシンの大部分を覆っていました。
そのマールボロの親会社フィリップモーリスの重役の息子のアンドレア・デ・チェザリスはマールボロのサポートを受けアルファロメオ・マクラーレンなどマールボロ関連チームで出走するも、あまりにマシンを壊し過ぎ、マクラーレンを1シーズンで解雇されるなど「壊し屋」と言われるように。
キャリア15年で12チームを渡り歩き、時折見せる一発の速さはあるものの、相変わらずクラッシュが多いドライバーでした。
アイルトン・セナが亡くなった1994年に現役引退。
引退から10年後の2014年イタリアのローマでオートバイ事故のため死去。
レースであれだけクラッシュが多くても無事だったアンドレア・デ・チェザリスが一般道で事故死と報道されたときは驚きました。
阿部典史
?????この投稿をInstagramで見る???????????
2輪ロードレースレーサーのノリックこと阿部典史。
1994年にはロードレース世界選手権(WGP)日本GPでケビン・シュワンツ、マイケル・ドゥーハン等と苛烈なトップ争いを繰り広げながらも残り3周で転倒リタイアしてしまうという、センセーショナルなデビューを飾る。阿部のパフォーマンスのインパクトは、バレンティーノ・ロッシがこの阿部の勇姿に憧れ自らを「ろっしふみ」と名乗ったエピソードが物語っている。 後にバレンティーノ・ロッシは、自分からサインを求めたのは後にも先にもノリックだけと語っている。
引用元:wikipedia
?????この投稿をInstagramで見る???????????
ロードレース世界選手権参戦以来15年間で9回のワールドチャンピオン獲得「史上最強のライダー」のバレンティーノ・ロッシが憧れた天才阿部典史。
2007年一般道走行中Uターン禁止区域を突然Uターンした4トントラックと衝突し搬送先の病院で死亡。
この報道を聞いた時も信じられませんでした。
あれだけのスーパーテクニックをもってしても、一般道で事故を避ける事は出来なかったのか?
信じられない気持ちでした。
享年32歳で、まだまだ活躍できる日本の英雄でした。
ノリックの戒名は
正道院弐輪英雄典久大居士
なんとも素晴らしい戒名です。
弐輪英雄
典久
モータースポーツレーサーのレース以外での事故や死亡事故まとめ
モータースポーツレーサーは我々には真似できないスピードとマシンコントロールを行う人達です。
レース中に亡くなるレーサーは数多くいましたが、レース以外で事故を起こしたり、死亡する事故も多い事に驚きます。
安心してください!そのお悩みにお答えします。
FIA F1のレース全戦はもちろん予選も全て見る事が出来るのは
DAZNです!
2020年はコロナ禍により7月3日開幕で2か月間で8レースの超過密スケジュール。
7月3日に登録すれば1か月無料トライアル期間を利用して4レース無料視聴する事が出来ます。