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新型コロナウィルスの影響でF1開幕戦オーストラリアGPも延期か?パンデミック宣言で2020年全レース開催不可能も?

コロナウィルス

中国発新型コロナウィルス(COVID-19)の影響は広がるばかりで一向に収束の気配をみせない。

先日発生元の中国で4月19日開催予定だったF1中国GPの開催延期を決定した。

しかし現在新型コロナウィルス(COVID-19)は世界的に感染が広がりつづけ、ヨーロッパや中東、オセアニアなど世界各地に感染拡大し、F1開幕戦オーストラリアGPも開催不可能ではないかと言われています。

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目次

2020F1レースカレンダー

  日程 グランプリ サーキット F1 F2 F3
1 3/15 オーストラリアGP メルボルン      
2 3/22 バーレーンGP サクヒール      
3 4/5 ベトナムGP ハノイ      
4 4/19 中国GP 上海      
5 5/3 オランダGP ザントフールト      
6 5/10 スペインGP バルセロナ      
7 5/24 モナコGP モナコ      
8 6/7 アゼルバイジャンGP バクー      
9 6/14 カナダGP モントリオール      
10 6/28 フランスGP ル・キャステレ      
11 7/5 オーストリアGP シュピールベルク      
12 7/19 イギリスGP シルバーストン      
13 8/2 ハンガリーGP ブダペスト      
14 8/30 ベルギーGP スパ      
15 9/6 イタリアGP モンツァ      
16 9/20 シンガポールGP シンガポール      
17 9/27 ロシアGP ソチ      
18 10/11 日本GP 鈴鹿      
19 10/25 アメリカGP オースティン      
20 11/1 メキシコGP メキシコシティ      
21 11/15 ブラジルGP サンパウロ      
22 11/29 アブダビGP ヤス・マリーナ      

開幕戦オーストラリアGP開催は無理?

F1は3月15日のオーストラリアGPが開幕、F2/F3は3月22日のバーレンGPが開幕ですが、

新型コロナウィルスは開幕の地オーストラリアにも感染拡大していることからオーストラリアのモリソン首相が新型コロナウイルスの感染拡大について、「パンデミック」(世界的な大流行)につながる可能性が高いとの認識を示した。

オーストラリアのモリソン首相は27日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け「世界的な大流行(パンデミック)のリスクが非常に高い」との見方を示し、緊急対策計画を実施すると発表した。豪州での感染拡大に備え医薬品や防護服などに不足が出ないよう手配を進める。現時点ではスポーツなど大規模イベントの中止は求めない。

モリソン氏は計画実施の根拠として「世界は間もなくパンデミックの段階に入るとの助言を(専門家から)受けた」と述べた。世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は24日、パンデミックには至っていないとの認識を示している。
豪国内のコロナウイルス感染者は23人。8人は集団感染が発覚したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から下船し帰国した乗客。残る15人は中国からの旅行客や帰国者だ。豪州は2月1日、14日以内に中国本土に滞在した外国人の入国を拒否する方針を発表した。感染が拡大する日本や韓国への渡航情報を4段階で最も低いレベル1「通常の注意」からレベル2の「高度の警戒」に引き上げるなど警戒を強めている。

引用元:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56130740X20C20A2FF1000/

スポーツイベントなどの中止は求めないとしているが、あくまでも現時点だ。

地元高官はあくまでも計画通りF1開幕戦のオーストラリアGP実施する方針であると伝えている。

新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大されるなか、3月13日に開幕するF1オーストラリアGP(同15日決勝)について、地元のビクトリア州政府の高官がグランプリを計画通りに実施する方針を明らかにした。27日に英紙ガーディアン(電子版)などが伝えた。

 同州のマーティン・パクラ・スポーツ大臣が「メルボルンはF1とテニスのグランドスラムを開催する唯一の都市。3月15日にアルバートパークで開催25周年を祝うことを楽しみにしている」と話した。
 4月に予定されていた第4戦中国GPについては開催延期が発表されたが、F1運営会社のチェース・キャリー最高経営責任者(CEO)は「われわれはメルボルンに行くし、続くバーレーン、(ベトナムGPを初開催する)ハノイにも行く」と話し、開幕3戦については開催の意向を示している。

引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200227-00010061-chuspo-moto

しかし、オーストラリア政府がもし入国制限等すれば、感染者の多い日本(ホンダ)やイタリア(フェラーリ・アルファタウリ・ピレリ)人の入国規制を行うと、スタッフがオーストラリアに入国できなくなる恐れもある。

つまりF1レースどころでないわけだ。

元伝説F1ドライバーのタキ・イノウエ(井上隆智穂)氏も危惧しています。

第3戦ベトナムGPも開催危機的状況

実際中国のお隣で4月5日にハノイで初開催されるベトナムGPも開催が厳しそうです。

中国・湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行が韓国などでも拡大していることを受け、グエン・スアン・フック首相は25日、韓国などの感染流行地域からの入国拒否に関する指示書を公布した。
 首相はこの中で、韓国をはじめ新型コロナウイルスの感染が確認された国で感染者の多い地域(都市)からの入国者、および感染流行地域経由での第三国からの入国者に対し、入国拒否措置を適用することを指示した。現在のところ、韓国ではテグ(大邱)市と慶尚北道が入国拒否の対象となっている。日本の感染流行地域も対象になるとみられるが、現時点で詳細は明示されていない。
 また、公務執行や特別な目的でベトナムに入国する感染流行地域からの入国者、および感染流行地域経由での第三国からの入国者については、入国は認めるが、健康申告を義務付けるとともに、14日間の隔離措置を適用する。

引用元:https://www.viet-jo.com/news/social/200226114940.html

いずれ日本人も入国拒否になるのはあきらかです。

入国は認めるようですが、14日間の隔離措置を適用する。という事は14日間隔離の後やっと入国できる訳です。

スケジュール通り第2戦バーレンGPが行われたとすると、3月22日(日)でベトナムGPが行われる4月5日はちょうど2週間(14日)となる。

無理じゃね!!

イタリアがヨーロッパの新型ウイルス感染の中心地になっている

ヨーロッパではイタリアを中心に毎日爆発的に新型コロナウィルスが増えている。

特に北部ミラノがあるロンバルディア州やヴェネチアがあるヴェネト州といった、工業が盛んな場所がコロナウィルス感染の中心地となっています。

現在F1のタイヤを供給しているピレリ。

ピレリの本社が何処にあるかわかりますか?

ピレリ本社はミラノにあります。

ピレリのスタッフ何処にも入国できなくなるんじゃ?

無理じゃね!!

アウトブレイク(大流行)はレース開催地を次々と襲っている

▽韓国が1766人、
▽イタリアが528人、
▽イランが245人、
▽シンガポールが93人、
▽香港が85人、
▽クウェートが43人、
▽タイが40人、
▽バーレーンが33人、
▽台湾が32人、
▽ドイツが26人、
▽マレーシアが22人、
▽アメリカとフランスが18人、
▽ベトナムとスペインが16人、
▽オーストラリアが15人、
▽UAE=アラブ首長国連邦が13人、
▽イギリスが11人、
▽マカオとカナダが10人、
▽イラクが6人、
▽オマーンとスイスが4人、
▽インド、フィリピン、クロアチア、オーストリア、ギリシャが3人、
▽ロシア、レバノンが2人、
▽ネパール、カンボジア、スリランカ、フィンランド、スウェーデン、ベルギー、エジプト、アフガニスタン、アルジェリア、ブラジル、ジョージア、ノルウェー、北マケドニア、ルーマニア、エストニア、デンマークがそれぞれ1人となっています。
このうち亡くなった人は、
▽イランで26人、
▽イタリアで14人、
▽韓国で13人、
▽香港とフランスで2人、
▽フィリピンと台湾でそれぞれ1人となっています。

引用元:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200227/k10012303601000.html

主だったレース開催地で次々と感染が確認されており、今後も更に地域拡大が考えられる。

タキさんの言う通り中国GPやベトナムGPだけでなく、その後のレースも含め、2020年は全て開催不可能になるかもしれないですね。

この2020年自分の人生の全てをかけているドライバーも沢山いるはず。

私もF1だけでなく、F2/F3も楽しみにしていたのに・・・

一体今後収束するのか拡大するのか全くわかりませんが、早く収束してもらいたいですね。

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