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映画「ぼくの好きな先生」瀬島匠とは?忌野清志郎の歌が心に染みる

ぼくの好きな先生

3月23日に公開される映画「ぼくの好きな先生」と聞くとアラフィフ世代にとっては心がざわつくワードなのではないでしょうか。

主題歌がRCサクセションの名曲そのままですので、社会の中心で忙しい中年世代には懐かしくもあり、是非立ち止まってもう一度聞きたい名曲です。

RCサクセションの歌の「ぼくの好きな先生」には実在のモデルの先生がいますが、現代にも破天荒で鬼才と呼ばれる美術家で全身アーティストの瀬島匠さんのドキュメント映画が「ぼくの好きな先生」なのです。

この記事を読んでわかる事

瀬島匠ってどんな人?

映画「ぼくの好きな先生」のネタバレ

監督前田哲の過去作品は?

主題歌RCサクセションって?

映画公開情報

 

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目次

破天荒な瀬島匠とは?

生年月日:1962年

出身地:広島県尾道市因島生まれ

年齢:56歳

出身学校:武蔵野美術大学造形学部油絵科卒業

職業:東北芸術工科大学准教授

過去受賞歴:「野口賞」「パリ賞」「独立賞」「上野の森展大賞」「田近憲三賞」「小島賞」「安田火災海上賞」など

 

1962年、広島県因島に7人兄弟の長男として生まれる。 造船所に勤めながら地方画家として活動をしていた父親と、同じく絵や彫刻の作品を作り続ける母親の影響もあり、幼い頃より自分も画家の道をこころざす。 広島の高校卒業後は画家になるための第一歩として美術大学への進学を決意し上京。 アルバイトで生活費をかせぎながら美術大学へ進学。 その後、大学で助師として勤め、31歳でパリへ留学。 数多くの個展を行うなど画家としてキャリアを積んでいきましたが、7年後には拠点を日本に戻すことを決意。 当時38歳。海に囲まれた因島で生まれ育った彼は「日本の海を描きたい、因島の海を描きたい」という思いが常に心にあったと言う。 帰国後、店舗の内装など肉体系の労働をしながらも画家としての活動を続け、大学で絵を教える立場となった現在もなお自身の創作活動を続けている。 現在56歳。2015年「都美セレクション 新鋭美術家2015」では、これからの活躍が期待される新鋭作家の一人として紹介されている。

転載元:公式ページ

喋りまくる。

底抜けに明るい。

絵を描き続ける。

でも、先生は悲しい。

全身アーティスト瀬島匠は

奇人化か?

変人か?

天人か?

瀬島匠さんは東北芸術工科大学で学生を指導しながら日本各地で創作活動をし続けている

毎日3時間しか眠らず絶えず何かをやっていなければ「死んでしまう人」なのだそうです。

瀬島匠さんは何と30年間同じタイトルで絵を描き続けているそうで、そのタイトルが

「RUNNER」

つまり走り続けることです。

一体何故瀬島匠は走り続けなくてはならないのかを一年かけて完成させたドキュメント作品が「ぼくの好きな先生」です。

映画「ぼくの好きな先生」ネタバレ

画家 瀬島匠は、山形にある東北芸術工科大学で学生を指導しつつ、日本中を駆け巡って創作活動を続け、眠っている時間以外はつねに何かを作り、ラジコンを飛ばし、絶え間なく言葉を発し、30年間〝RUNNER〟という同じタイトルで絵を描き続けている。
睡眠時間は極端に短く、10代の頃に35歳で死ぬと思い込み、逆算して人生を過ごしてきたが、50歳を過ぎた現在も生き続け、もう余生だと言いつつ、あり余るエネルギーを撒き散らしながら「全力で今を生きて」いる。 周りからは、自由奔放に人生を謳歌している「破天荒で幸せな人」と見られている。
しかし、光あるところには影があるように、撮影を進めていく中で、生まれ故郷の広島県尾道市因島での「ある宿命」を背負って生き続けていることが明かされる。
そこには、秘められた「家族の物語」があった。

転載元:公式ページ

広島県尾道市因島での「ある宿命」とは何なんでしょうね?

又「家族の物語」とは気になりますね。

監督前田哲って?過去作品は?

東映東京撮影所で大道具、美術助手を経験したのち、フリーの助監督となる。伊丹十三、滝田洋二郎、阪本順治、松岡錠司、崔洋一、東陽一、黒沢清、大森一樹、周防正行らの作品に携わる。映画のメイキング映像を監督した後、1998年に、相米慎二総監督のオムニバス映画『ポッキー坂恋物語』で監督デビュー。2009年度より、東北芸術工科大学デザイン工学部映像学科准教授、2013年に退任。

引用元:wikipedia

助監督時代

月はどっちに出ている

That’s カンニング! 史上最大の作戦?

Shall we ダンス?

監督としての作品

1998年:ポッキー坂恋物語「かわいい人」

2000年:sWinGmaN

2002年:パコダテ人

2006年:陽気なギャングが地球を回す

2007年:ドルフィンブルー フジ、もういちど宙へ

2008年:ブタがいた教室

2010年:猿ロック THE MOVIE

2011年:極道めし

2012年:王様とボク

2018年:こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話

など

主題歌はRCサクセション

アラフィフ以上の方ならすぐにピンと来るはずですが、映画「ぼくの好きな先生」の主題歌はRCサクセション初期のころ1972年発売の3枚目のシングルでRCサクセション初のヒット曲です。

RCサクセションは故忌野清志郎さんをリーダーとし、 「King of Rock」と 呼ばれ日本のロック界に多大な影響を与えた偉大なバンドでした。

しかし忌野清志郎さんは2009年5月2日に58歳の若さで亡くなり日本中が悲しみに包まれました。

RCサクセション初期メンバーには忌野清志郎さんと同じ都立日野高等学校の同級生、現在は俳優の三浦友和さんが一時在籍していたことでも有名。

歌の内容は 都立日野高等学校 の美術部顧問の小林春雄先生の事を歌った内容で、

煙草が好きで、絵の具が好きで、孤独が好きで、職員室が嫌いだけど高校時代ギターに熱中しすぎ、破天荒な清志郎少年を暖かく見守り続けてくれた現代ではありえないタイプの先生。

小林春雄先生は惜しまれつつ2018年にお亡くなりになりました。

そして忌野清志郎さん自身も小林先生の影響からか画才に優れていたようです。

「音楽で生計を立てられなければ絵描きになるしかなかった」と本人が言うほど画才があり、清志郎自身のアルバムジャケットや書籍の表紙などを描いている。毎年恒例の日野高校OB展にも作品を出品していた。死後には「個展 忌野清志郎の世界」という展覧会も行われ、画集も発売されている[15]。生前最期の作品という真の意味での遺作は意外にも楽曲ではなく、絵画で、前述のデビュー39周年を記念して描かれた一旗ウサギの『39!BABY』[3]がそれにあたる。この作品は描かれた日付が2009年3月となっており、文字どおり清志郎のラストメッセージとなった作品である

引用元:wikipedia

映画公開場所

東京・K’s cinemaにて3月23日より公開されます。

場所

〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目35-13 3F

上映時間

10:30

料金

当日券:一般:1,800円/大学・高校:1,500円/シニア:1,000円

前売券:1,300円 3/22(金)まで販売

「ぼくの好きな先生」まとめ

この映画「ぼくの好きな先生」はこれからの世代を担っていく若い世代に向けたメッセージです。

どんどんせちがらく不寛容になる社会の中で、窮屈に生きさせられている若者たち、子供たちへ「もっと自由に生きていいんだよ」「失敗を恐れずに楽しもうよ」「生きる手ごたえを感じるっていいよな」などと、言葉だけでは届きにくいテーマやメッセージを、瀬島匠の破天荒な生き方と創作姿勢と学生たちとの交流を通して、心に届くような形で〝エール〟を送りたいという意図であります。

転載元:公式ページ

学生時代の忌野清志郎少年が多感な青春時代を小林先生から多くの事を学び、影響され後に「King of Rock」となり、次世代に多大な影響力を与えたように、現代の小林先生とも言える瀬島匠先生からなにかを教わる良いきっかけとなればいいですね。

又、私と同じ清志郎世代のちょっと疲れた中年世代の人達にも是非見ていただきたいと思います。

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