2020F2新たに加わるハイテックGPの実力と期待度は?マゼピン&ギオットドライバー紹介
2019年までは10チーム20台での闘いだったFIA F2。
2020年より1チーム増え11チーム22台のエントリーとなります。
その新規参入チームがハイテックGPです。
FIA F3ではすでに有力チームとして確かな結果を出している総合力のあるチーム。
そのハイテックGPは2020年シーズンFIA F2でも結果を出す事が出来るのか?
と皆さん思っていますよね。
そこで今回は
ハイテックGPとは?
ハイテックGP F3での成績
ハイテックGPドライバーニキータ・マゼピン
ハイテックGPドライバールカ・ギオット
以上ハイテックGPが2020年どこまでに成績を納める事ができるか予想してみます。
ハイテックGPとは?
Hitech Racingは英国の モーターレーシングチームです。デニス・ラッシェンとデビッド・ヘイルによって2002年に設立されました。チームは2003年にイギリスのフォーミュラ3チャンピオンシップでレースを開始しました。チームは南アメリカのフォーミュラ3シリーズ、つまりフォーミュラ3スダアメリカナにも出場しました。[1]現在、チームはFIAフォーミュラ2チャンピオンシップ、FIAフォーミュラ3チャンピオンシップ、およびF3アジアチャンピオンシップに参戦しています。Wシリーズおよび2019 FIAモータースポーツゲームフォーミュラ4カップは、現在ハイテックGPが運営しています。
出典元:wikipedia
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ハイテックGP F3での成績
2019年はレオナルド・プルチーニ、ユリ・ヴィップス、イェ・イーフェイの3名のドライバーで闘い、コンストラクターズポイントは223点で2位の成績でした。
この年は2020年F2へステップアップするロバート・シュワルツマンとマーカス・アームストロング擁するプレマが強すぎのシーズンでした。
プレマのコンストラクターズポイントは527点の圧勝でポディウムの中心はほぼプレマの物でしたが、ハイテックGPのユリ・ヴィップスが3勝、レオナルド・プルチーニが1勝するなど唯一プレマに対抗しうるチームでした。
ユリ・ビップスはレッドブル育成で2020年日本のスーパーフォーミュラーで闘いチャンピオンシップ上位につけ、2021年F1アルファタウリのシートを狙っています。
2020年はビップスの抜けた後釜に同じくレッドブル育成のリアム・ローソンを走らせます。
リアム・ローソンは現在F3開幕前シーズンニュージーランドの「トヨタ・レーシング・シリーズ」に同じくレッドブル育成の角田裕毅選手とともに闘っている最中です。
あと1戦を残し現在ランキング首位の大活躍です。(角田裕毅選手は4位)
今年のFIA F3ではドライバーラインナップから見てもプレマを超える活躍が見られるかもしれません。
ではFIA F2の方は?
一人はランキング上位を狙えると思いますが、もう一人は問題が多いドライバーなのでF2初年度は安定した成績を納める事は難しいと思います。
ではそのドライバーを紹介しましょう。
ハイテックGPドライバー
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2020年ハイテックGPからエントリーするのはニキータ・マゼピンとルカ・ギオットの二人
ニキータ・マゼピン
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生年月日:1999年3月2日生
歳:20歳
出身:ロシア
2019年:FIA F2選手権 ARTグランプリより22戦出走 ポイント11点 ランキング18位
2018年:GP3シリーズ ARTグランプリより18戦出走 ポイント198店 ランキング2位
2017年:FIA F3・ヨーロピアン選手権 ハイテックGPより出走 ポイント108点 ランキング10位
2016年:FIA F3・ヨーロピアン選手権 ハイテックGPより出走 ポイント10点 ランキング20位
4年連続F1テストドライバーは実力!?
【F1情報通】 フォースインディアF1の開発ドライバーに16歳のロシア人、ニキータ・マゼピン https://t.co/vptisBam8G #F1JP
— レッドブル・ホンダ NEWS (@F1JP_News) February 1, 2016
ニキータ・マゼピンは2016年~2018年まで3年連続でF1フオース・インディア(現レーシングポイント)のテストドライバーとしてテストに参加。
2019年はメルセデスのテストドライバーとして参加し、バルセロナ-カタロニア・サーキットで1分15.775秒のトップタイムをたたき出す。(参加ドライバー11名)
しかしこのテスト結果にかみついたのがレッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコ博士。
と発言。
これに対しニキータ・マゼピンも
と返す。
このメルセデスのテスト機会を得る為に、ニキータの父でロシアの大富豪のドミトリー・マゼピンは約12億3000万の費用をかけたことでニキータ・マゼピンはペイドライバーと誰もがみなしている。
このテスト時ニキータ・マゼピンはF2でARTグランプリから出走4戦で6ポイント獲得で17位に位置していた。
対してチームメイトで2019年チャンピオンになるニック・デ・フリースは4戦終了時点で88ポイント獲得しており、圧倒的な差をつけていました。
最終的にはニック・デ・フリースは266ポイントを稼ぎチャンピオン。
しかしコンストラクターではARTグランプリはDAMS,ユニ-ヴィルトゥオーシ・レーシングに次ぐ3位。
なぜなら、ニキータ・マゼピンがたったの11ポイントしか稼げなかったからです。
同じ車でニック・デ・フリースが266点、ニキータ・マゼピンは11点。
マルコ博士の二流発言もこの成績差ではいわれてもしょうがないのでは?
そして第11戦マゼピンの地元ロシアグランプリではレース中のアクシデントでスピン後、危険なレース復帰したことで、日本の松下信治選手とからみ、大クラッシュ。
【動画】 松下信治とニキータ・マゼピンが大クラッシュ / F2ロシア大会#FIAF2 | #F2 | #F2jp | #松下信治 | #NikitaMazepin | #RussianGP 🇷🇺https://t.co/KKWMn7VOy2
— F1-Gate.com (@F1Gate) September 29, 2019
松下信治選手は病院へ直行し、ニキータ・マゼピンは危険な走行をしたとして、次戦アブダビGPでは15グリッド降格ペナルティー。
ヘルムート・マルコいわく「二流のF2ドライバー」であるニキータ・マゼピンは母国レースにおいてあり得ないレベルのミスを犯した
— Sov’pool(ソバプール) (@Sovpool23) September 29, 2019
これ、出場停止じゃなくライセンス剥奪モノだろ
裁定が待たれるな#f2jp
このロシアのアクシデントには日本のファンも大ブーイングでした。
ニキータ・マゼピンが一流なのか二流なのかは2020年ハイテックGPでのレースではっきりするでしょう。
2021年ニキータ・マゼピンはハースからデビューできるか?
ルカ・ギオット
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生年月日:1995年2月24日
歳:24歳
出身地:イタリア
2019年:FIA F2 ユニ-ヴィルトゥオーシより参戦207ポイント獲得総合3位優勝4回
2018年:FIA F2 カンポスより参戦111ポイント獲得総合8位
2017年:FIA F2 ロシアンタイムより参戦185ポイント獲得総合4位優勝1回
2016年:GP2シリーズトライデントより参戦111ポイント獲得総合8位優勝1回
イタリア人らしい彫りの深いイケメンです。
F1でもF2でも過去沢山のイタリアンドライバーがいましたが、ブサイクなイタリア人っていないですよね。
ユニ-ヴィルトゥオーシの前身ロシアンタイムが2018年チームランキング4位から2019年2位に躍進した原動力はこのルカ・ギオットの活躍が光ります。
2020年にはトロロッソ・ホンダ(アルファタウリ・ホンダ)のドライバーか?の噂
【F1-Gate】 ルカ・ギオット、2020年のトロロッソ・ホンダのドライバー候補に浮上: トロロッソ・ホンダが、2020年のドライバーとしてルカ・ギオットを検討していると Sky Italia が報じている。… https://t.co/PWiU24tiLm #F1JP pic.twitter.com/H7yAky7s2n
— レッドブル・ホンダ NEWS (@F1JP_News) August 3, 2019
しかし後半戦トロロッソで光る走りを見せたピエール・ガスリーが継続参戦決定。
それだけ実力を認められているドライバーの一人という事です。
2020年のハイテックGPは金はマゼピンと父がかき集め、ルカ・ギオットがレースで結果を残す作戦のようです。
コンストラクターチャンピオンは無理だと思いますが、何回かは表彰台に上る事があるかもしれませんね。
2020年シーズンのF1/F2/F3のスケジュールです。
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