2020FIA F2エントリーチーム&ドライバー一覧!チャンピオン大予想

まもなく始まる2020年のFIA F2シーズン。

2020年シーズンは松下信治・佐藤万璃音・角田裕毅の日本人ドライバー3名がエントリーしており、過去最も日本人選手が活躍が期待できるシーズンになりそう。

特に松下信治選手はサポートを受けていたホンダに、2020年は日本のトップカテゴリーのシートを用意されていたにも関わらず、それを蹴ってまで自身の意志を貫きFIA F2に残る事を決めた。

正に今年最高の結果を出さなければ戻る所が無くなる程の覚悟をもって臨みます。

佐藤万璃音選手は昨年終盤戦カンポスから3戦出場でしたので、2020年が初のスターティングドライバーとなります。

チームは万年最下位のトライデントですが、何とか佐藤万璃音選手の活躍で上位にくいこんでほしいですね。

角田裕毅選手はホンダとレッドブルのW育成選手ということもあり、最も期待されている選手で昨年のFIA F3からステップ組だが、レッドブルの育成責任者のマルコ博士からは最低でもランキング4位以内を目指すようにプレッシャーをかけられています。

その位の成績を上げられない位なら上(F1)昇格は無理ということのようですが、実際の所初年度で4位は相当に厳しいはず。

誰もがチャンピオンを取ってF1に進む事を目指しているわけですので、名門カーリンで圧倒的な力を見せてもらいたい所。

例年そうですが、2019年ランキング上位者3名はF1などの上位のカテゴリーに進みましたので、今年継続のドライバーは当然チャンピオンを狙っています。

又、今年も下位カテゴリーのF3から期待できる若手がステップアップしてきていますのでベテラン勢と若手の対決も見ものです。

そこで、2020年のエントリーのチーム&ドライバーを一覧にし、大胆にもチャンピオン予想してみました。

目次

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2019年のランキング

2019年チームランキング

順位チームポイント
ダムス418
ユニ・ヴィルトゥオーシ347
ARTグランプリ277
カーリン236
カンポス・レーシング189
チャロウズ・レーシングシステム110
MPモータースポーツ96
アーデン77
プレマ・レーシング68
10トライデント23

2019年ドライバーズポイント

順位ドライバーチームポイント
ニック デ・フリーズARTグランプリ266
ニコラス ラティフィダムス214
ルカ ギオットユニ・ヴィルトゥオーシ207
セルジオ セッテ・カマラダムス204
ジャック エイトケンカンポス・レーシング159
松下 信治カーリン144
チョウ グアンユーユニ・ヴィルトゥオーシ140
ルイ デレトラカーリン92
ジョーダン キングMPモータースポーツ79
10アントワーヌ ユベールアーデン77
11カラム アイロットチャロウズ・レーシングシステム74
12ミック シューマッハープレマ・レーシング53
13ファン-マヌエル コレアチャロウズ・レーシングシステム36
14ドリアン ボコラチーカンポス・レーシング30
15ジュリアーノ アレジトライデント20
16アーテム マルケロフMPモータースポーツ16
17ショーン ゲラエルプレマ15
18ニキータ マゼピンARTグランプリ11
19ラルフ ボシュングトライデント
20マハーヴィール ラグナタンMPモータースポーツ1

エントリーチーム&ドライバー

ダムス

ユニ・ヴィルトゥオーシ

ARTグランプリ

カーリン

カンポス・レーシング

チャロウズ・レーシングシステム

MPモータースポーツ

HWA レースラボ

プレマレーシング

トライデント

ハイテックグランプリ

2020年チャンピオンチームはどこ?

2019年のチームチャンピオンはダムスでした。

ドライバーのラティフィとセッテカマラがそれぞれドライバーランキング2位と4位とシーズンを通して安定したポイントを稼いだ結果のチームチャンピオンでした。

チームチャンピオンは片方のドライバーだけがポイントを稼いでもダメです。

二人そろってポイントを稼ぐ必要があります

2019年ドライバーズチャンピオンのARTグランプリのニック・デ・フリースでしたが、ARTグランプリのチームランキングは3位でした。

これはチャンピオンのニック・デ・フリースが266ポイント稼いだのに対し、チームメイトのニキータ・マゼピンがたったの11ポイントしか稼げなかったことでチームランクが3位になってしまったのです。

2020年チームチャンピオンになる為には二人のドライバーがそろってポイントを稼ぐ必要があります。

そうすると昨年のトップ5のダムス・ユニ・ヴィルトゥオーシ・ARTグランプリ・カーリン・カンポスからどのチームが2020年のチャンピオンになるのでしょうか?

本来であればチャンピオンチームのダムス本命となる所だが、ドライバーのショーン・ゲラエルはベテランなのに昨年プレマでルーキーのミック・シューマッハにボロ負け。

たったの15ポイントしか取れなかったことで、名門プレマがブービーとなってしまった戦犯とも言えます。

チャンピオンチームダムスに移籍する今年、恥ずかしい結果しか残せなかったら来年シートは無い。

2017年・2018年のマカオGPウィナーのダン・ティクトゥムはある程度の結果を残すとは思いますが、2020年のダムスはティクトゥム孤軍奮闘でチャンピオン脱落と予想。

2020年はユニ・ヴィルトゥオーシがチームチャンピオンになると予想

2019年チョウ グアンユーはランキング7位、カラム・アイロットはランキング11位で安定した成績を納めてきました。

ユニ・ヴィルトゥオーシは以前ロシアン・タイムというチーム名で近年一貫した成績を納め続けていますので、チーム力とドライバー力のそろったユニ・ヴィルトゥオーシがチームチャンピオンになると予想。

ARTグランプリはF3から上がってきたマーカス・アームストロングとほぼルーキーのクリスチャン・ルンガー。

そしてカーリンも角田裕毅とユアン・ダルバラのドライバー二人もF3からのステップアップのルーキーコンビということで、この2チームのチームチャンピオンも無いかな?

カンポスはエースドライバーのジャック・エイトケンが昨年に引き続きカンポスのマシンをドライブしますので、ドライバーランク5位くらいにはなると思いますが、相棒がルーキーのギリェルミ・サミアということで難しいと思います。

その他上がってきそうなのが2019年ランク7位で今年松下信治がドライブするMPモータースポーツです。

MPモータースポーツは2020年チャンピオンになるべく、プレマやカーリンから優秀なエンジニアを引き抜きチーム力を強化。

そこに松下信治選手のドライバー力と組み合わせる今年は間違いなく昨年より成績は上がるはず。

あとは相棒のルーキーフェリッペ・ドルゴビッチが松下先生の教えを聞いてどれだけ頑張るかにかかっています。

又、チャロウズも今年上がってくると思います。

松下信治の元相棒ベテランルイ・デレトラとルーキーペドロ・ピケのコンビですが、昨年を上回る成績を納めるはず。

ハイテックは2020年からFIA F2にエントリーしましたが、下位カテゴリーのF3ではトップチームですので、2020年F2でも良い成績を残すとは思います。

しかし問題は昨年散々だったニキータ・マゼピンがどこまでポイントを稼ぐかでチームランキングが違ってきます。

2020年ドライバーズチャンピオンは?

ズバリ2020年のドライバーズチャンピオンは

ルカ・ギオットと予想。

その理由として、今年もトップチームでチームチャンピオンを狙えるユニ・ヴィルトゥオーシからわざわざ出て、2020年初めてFIA F2にエントリーしてきたハイテックGPに加入したこと。

いくらF3のトップチームだからといってF2でもトップになれるとは限りません。

2019年FIA F3を席巻したプレマだが、2019年FIA F2ではブービーですし、

FIA F2では万年ビリのトライデントは2019年 FIA F3では10チーム中4位の成績を納めていますので、

F3好成績=F2好成績

とは限りません。

にも関わらず、チームチャンピオンの可能性のあるユニ・ヴィルトゥオーシから出てまで新規参入のハイテックGPを選んだ訳は、チームの総合力が高く

ドライバーズチャンピオンを取る車を仕上げてくれるチームであるという判断に至ったから

もっとも、2019年の上位4名の中で3名ステップアップしましたので、最上位がルカ・ギオットということもありますが😆。

そして対抗にルカ・ギオットの元相棒のチョウ グアンユーと予想。

今年は念願の初優勝を含め数回勝てるはずです。

コンスタントにポイントを稼ぐはずです。

そしてもう一人は日本の松下信治選手です。

所属するMPモータースポーツは2020年本気で上位を目指す為に他チームの有能なエンジニアの引き抜きを行いチーム力の底上げを行っています。

さらに松下信治選手は昨年所属のカーリンの担当エンジニアを引き連れてMPモータースポーツに加入。

松下信治選手は今年こそ自分が納得できる成績を残す為に2020年FIA F2に参戦しています。

必ず過去最高の成績を納めるはずです

開幕戦バーレーンが楽しみで待ち遠しいですね。

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