【2019マカオグランプリ予選結果】注目の角田裕毅は厳しいグリッド
毎年11月はアジアのモータースポーツが注目されます。
いよいよマカオグランプリ2019が開幕しました。
2018年は衝撃的なクラッシュシーン。
2017年も衝撃的な最終週・最終コーナーでの大逆転。
毎年若きドライバーが将来の自身の為に、全力で挑むマカオグランプリは今年も見逃すことは出来ません。
2019年唯一の日本人ドライバーの角田裕毅選手の予選結果が気になるところです。
2019マカオグランプリ予選結果
唯一の日本人ドライバー角田裕毅選手はプラクティスでクラッシュ
絶対に負けてはならない同僚でライバルに思いっきりタイムぶっちぎられ
予選走行での違反で更にグリッド降格
2019マカオグランプリ予選結果
順位 | ドライバー | チーム | タイム | ギャップ |
1 | ユリー・ビップス | Hitech Grand Prix | 2:04.997 | +0.000 |
2 | ロバート・シュワルツマン | SJM Prema Theodore Racing | 2:05.637 | +0.640 |
3 | カラム・アイロット | Sauber Junior Team by Charouz | 2:05.580 | +0.583 |
4 | クリスチャン・ルンゴー | ART Grand Prix | 2:05.669 | +0.672 |
5 | リチャード・ヴェルショール | MP Motorsport | 2:05.723 | +0.726 |
6 | ジェイク・ヒューズ | HWA RACELAB | 2:05.774 | +0.777 |
7 | フレデリック・ベスティ | SJM Prema Theodore Racing | 2:05.776 | +0.779 |
8 | アルジュン・マイニ | Jenzer Motorsport | 2:05.814 | +0.817 |
9 | マーカス・アームストロング | SJM Prema Theodore Racing | 2:05.955 | +0.958 |
10 | ローガン・サージェント | Carlin Buzz Racing | 2:06.043 | +1.046 |
11 | フェルディナント・ハプスブルク | ART Grand Prix | 2:06.209 | +1.212 |
12 | マックス・フュートレル | Hitech Grand Prix | 2:06.368 | +1.371 |
13 | ダン・ティクタム | Carlin Buzz Racing | 2:06.406 | +1.409 |
14 | アレッシオ・ロランディ | Trident Motorsport | 2:06.428 | +1.431 |
15 | リアム・ローソン | MP Motorsport | 2:06.455 | +1.458 |
16 | フェリペ・ドラゴヴィッチ | Carlin Buzz Racing | 2:06.637 | +1.640 |
17 | オッリ・カルドウェル | Trident Motorsport | 2:06.641 | +1.644 |
18 | セバスチャン・フェルナンデス | ART Grand Prix | 2:06.717 | +1.720 |
19 | デイビット・ベックマン | Trident Motorsport | 2:08.273 | +3.276 |
20 | エナーム・アフメド | Campos Racing | 2:07.146 | +2.149 |
21 | 角田 裕毅 | Hitech Grand Prix | 2:07.307 | +2.310 |
22 | キーバン・アンドレス | HWA RACELAB | 2:07.579 | +2.582 |
23 | デイビット・シューマッハ | Sauber Junior Team by Charouz | 2:07.587 | +2.590 |
24 | ルーカス・ダナー | MP Motorsport | 2:07.892 | +2.895 |
25 | レオナルド・プルチーニ | Campos Racing | 2:10.001 | +5.004 |
26 | アンドレアス・エスナ | Jenzer Motorsport | 2:08.651 | +3.654 |
27 | ソフィア・フローシュ | HWA RACELAB | 2:09.259 | +4.262 |
28 | レオン・ホン-チオ | Jenzer Motorsport | 2:09.568 | +4.571 |
29 | アレッシオ・デレッダ | Campos Racing | 2:10.114 | +5.117 |
30 | エンツォ・フィッティパルディ | Sauber Junior Team by Charouz | 2:10.124 | +5.127 |
唯一の日本人ドライバー角田裕毅はフリー走行クラッシュで流れ悪く
朝起きて外が騒がしいなぁ、と思ったら、今日からマカオグランプリだった。プラクティスで早速日本人ドライバーが事故ってる。レッドブルの車みたいだけど誰だ? pic.twitter.com/8kEF62YwW7
— 回遊魚好き 一直在澳門 (@wonderingal) November 14, 2019
プラクティスでいきなりクラッシュした角田裕毅選手。
F1でもそうですがプラクティスでクラッシュしてしまうと、当然修理に時間がかかりますし、セッティングも上手く決まらないので、マシンのセッティングが煮詰まらないことになります。
しかしマカオグランプリ連覇中で今年3連覇を狙う元レッドブル育成のダン・ティクタムも角田裕毅選手と同じくプラクティスでクラッシュしてしまいましたが、なんとか予選13番手になっています。
もっとも今回のマカオグランプリでは出場数が30台と多いことから予選でクリアラップを取ることは難しかったのかもしれませんが、予選21番手はダメすぎでしたね。
なんせポールポジションは同じハイテックのチームメイトでもあり、同じレッドブル育成のユーリ・ビップスです。
しかも同じ車で2.31秒落ち・・・
ちぎられ過ぎです。
同じレッドブル育成のユーリ・ビップスがポールポジション
大方の予想ではプレマレーシングとハイテックが中心となると予想されていました。
プレマレーシングは2位、7位、9位とトップ10にきっちり3台。
ハイテックは1位、12位、21位・・・
角田裕毅選手はハイテック3台エントリーの中でもビリ・・・
ハイテックは少なくても予選10位以内に入らなければならないチームです。
しかも角田裕毅選手元のチームであるJenzerが8位・・・
マカオグランプリはF1などと違い決勝では周回数がたったの15週です。
ほぼ毎年先行逃げ切り有利なレースです。
正直予選21番手からだと良くて15位くらいしか無理でしょう。
ポールポジションのユーリ・ビップスは今後間違いなくレッドブル育成の中では最優先ドライバーとして良いシートを得る事が予想されます。
今年は日本のスーパーフォーミュラーにスポット参戦し関係者の評価も高かったようですし、来年2020年はF2の有力チーム?又は日本のスーパーフォーミュラー?
決勝の結果次第ではありますが、来年は良いシートを得ること間違い無しですね。
それに引き替え角田裕毅選手は厳しすぎる予選結果。
決勝でどこまで追い上げるかですが、来年のシートは雲行き怪しくなりそう。
せめて2019年のマカオでは後方から次々と前車をぶち抜く強い姿を見せてほしいですね・・・
本人も期待していたでしょうが、私もがっかりで残念な予選結果です。
角田裕毅選手グリッド降格処分で更に厳しく・・
予選2の最中に、ターン3のランオフエリアに逃れ、その後、安全かつ無事にコース上に復帰したものの、コースに戻る前のランオフエリア内で「思いがけないやり方」でクルマをバックさせたのだという。
当該コーナーは視界がかなり悪いことに加えて車両の進入速度が極めて高く、潜在的にかなり危険な状況が生まれていたようだ。
角田裕毅選手はグリッド降格処分で更に下がって23番グリッドからのスタートとなったようです。
こうなった以上はしょうがない、全力で追い抜く姿を見せてほしいと思います。