カルロス・サインツのあげまん伝説!移籍先チームはもれなく成績向上!

カルロス・サインツはあげまん

2019年ブラジルグランプリでは日本にとってもホンダにとってもとても良い結果を残したレースとなりました。

マックス・フェルスタッペンがポールトゥウィンで今季3勝目の完勝。

2位には今年屈辱レッドブルからトロロッソへの降格処分と幼馴染の死を乗り越えたピエール・ガスリーの歓喜のゴールシーンは感動的でした。

1991年ブラジル伝説のドライバーアイルトン・セナも何故か勝てなかった母国グランプリで初優勝を決めた時には子供のような歓喜の叫び声や号泣が放送に流れましたが、今回のガスリーの叫び声はその時の事を思い出した人も多いのではないでしょうか?

しかも同じブラジルグランプリというのは因縁だったのでしょうか。

しかも11月18日はエンジンサプライヤーのホンダ創始者故本田宗一郎氏の誕生日でもありホンダエンジンの1・2フィニッシュは日本ファンはもちろんホンダにとっても忘れられない感動的なレースでした。

最終週には猛追してくるルイス・ハミルトンに最終コーナーで並びかけられましたが、ホンダエンジンのパワーでほんのわずかの差でガスリーが2位を決めたのですから痺れましたね。

2位のガスリーは表彰式でも嬉しそうでしたが、3位表彰台のハミルトンはその後、アレクサンダー・アルボンとの接触ペナルティーが科せられ7位に、そして表彰台に上れなかった4位マクラーレンのカルロス・サインツが3位に繰り上がりました。

このレースでカルロス・サインツはなんと最後尾スタートからの表彰台だったのです。

昨シーズンまで不振を極めたマクラーレンは一昨年までホンダエンジンを搭載していましたが、ホンダエンジンをボロクソ評価で昨年ルノーエンジンにチェンジ。

しかし、ルノーエンジンに替えた去年もフェルナンド・アロンソをもってしても不振を脱する事は出来ませんでしたが、故郷スペインの大先輩アロンソは引退し後輩カルロス・サインツにマクラーレン復活を託しました。

迎えた今シーズン序盤から戦闘力を取り戻したマクラーレンに世間は

カルロス・サインツってあげまんなんじゃね?

とささやかれているようです。

サインツが移籍するとそのチームは不振を脱し上り調子となっています

あげまんサインツ伝説は本当なのか検証してみましょう。

この記事を読んでわかる事

 あげまんの意味は?

 2018ルノー移籍の前後のチームとサインツの成績

 2019マクラーレン移籍の前後のチームとサインツの成績

 2019年サインツが去ったルノーの成績

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目次

あげまんって?

本来「あげまん」の意味は

一緒にいる男性の運気を上げる女性の事を「あげまん」といいます。

もちろんカルロス・サインツは女性ではありませんが、

付き合いだしてから

一緒にいるようになってから

チームとして一緒に働きだしてから

という意味ではあげまんといえるのではないでしょうか。

レッドブルジュニアを経て2015年からトロロッソのシートを得たカルロス・サインツは順調にキャリアを積み、2017年には大きな転機が訪れます。

2018ルノー移籍の前後のチームとサインツの成績

2017年ルノー成績

コンストラクターポイント(チーム):57

コンストラクター順位:6位

ニコ・ヒュルケンベルグポイント:43

ジョリオン・パーマーポイント:8

カルロス・サインツポイント:(第17戦USAGPからルノー移籍4戦で6ポイント獲得)

2017年シーズンはトロ・ロッソから出走していましたが、レンタル移籍という形で第17戦USAグランプリからルノーへ電撃移籍となりました。

その原因としてはジョリオン・パーマーの成績不振もありましたが、各チームの裏の思惑が渦巻いていたようです。

2017年9月11日
 トロロッソのカルロス・サインツJr.が2018年にルノーに移籍することが決まったとドイツメディアが9日に伝えた。これがトロロッソ・ホンダ、マクラーレン・ルノー誕生への第一歩になるのではないかと考えられている。
 ドイツのモータースポーツ専門ウェブサイトMotorsport-Total.comは、独占情報として、レッドブルは、トロロッソの2018年に関するルノーとの契約を解除するための条件のひとつとして、サインツをルノーに移籍させることに合意したと伝えた。
 イタリアGPで、マクラーレンがホンダとのパワーユニット契約を打ち切ってルノーにスイッチしようとする動きが加速していたが、それが実現するにはトロロッソがルノーからホンダにパワーユニットを変更する必要があった。そして、トロロッソがルノーとの契約を解除するための交渉で重要になるのは、ルノーが以前から関心を示していたサインツを移籍させることであると考えられていた。
 Motorsport-Total.comは、その最初の動きとして、サインツのルノー移籍が決定したと伝え、マクラーレン、ホンダ、ルノー、トロロッソの4者が絡む複雑な交渉が合意に向かうことになるとの見方を伝えた。週末から週明けにかけて契約が行われ、シンガポールGP前、あるいはシンガポールGPの週末に、マクラーレンとホンダの契約解消、ホンダのトロロッソとの契約、マクラーレンのルノーとの契約といった発表が行われる見通しだと報じている。
 マクラーレンが2018年のパワーユニットを確定させれば、フェルナンド・アロンソとの契約延長についての交渉も本格的に進むことになるだろう。
 サインツは今年のマレーシアGPから、ジョリオン・パーマーに代わってルノーに加入するという説もある。その場合、サインツの後任は、レッドブルのジュニアドライバーで、現在スーパーフォーミュラに参戦するピエール・ガスリーが務めるのではないかと考えられている。

引用元:F1速報

ホンダエンジンを切ってルノーエンジンを得たかったマクラーレンと、以前からルノーとの関係悪化でホンダエンジンを得ることしか手が無かったレッドブル・トロロッソ軍団のエンジントレードにはカルロスサインツという駒が必要だった訳です。

そんな政治的な駒に利用されたカルロスサインツでしたが、2018年シーズンはチームメイトのニコ・ヒュルケンベルグにはポイントで及びませんでしたが、しっかりとチームの為にポイントを稼ぎ、前年2017年より大きくチームを飛躍させました。

2018年ルノー成績

コンストラクターポイント(チーム):122

コンストラクター順位:4位

ニコ・ヒュルケンベルグポイント:69

カルロス・サインツポイント:53

3強に次ぐコンストラクター4位の成績は素晴らしい働きでした。

しかも同じエンジンを積むマクラーレン・ルノーにも倍以上のポイントの差をつけあげまんサインツ伝説がささやかれ始めています。

2019マクラーレン移籍の前後のチームとサインツの成績

2018年マクラーレン成績

コンストラクターポイント(チーム):62

コンストラクター順位:6位

フェルナンド・アロンソポイント:50

ストフェル・バンドーンポイント:12

2017年までホンダと組んでいましたが、故障やトラブル続きでかつて「セナ・プロ」で黄金期を築いた「マクラーレン・ホンダ」は無残なジョイントとなり全く成果を出す事が出来ませんでした。

特にワールドチャンピオンのフェルナンド・アロンソからボロクソに「GP2エンジン」「こんなエンジンすぐにゴミ箱にすてたほうがいい」とまでこきおろされ、翌2018年からはルノーエンジンに変更する事が決まりました。

クソエンジンのホンダと別れてルノーになったからには成績が上昇するはずでしたが・・・

結局前年より少しまともになっただけで、ワールドチャンピオンのフェルナンド・アロンソをもってしてもたったの50ポイントしか稼ぐことができず、F1に嫌気がさしたアロンソは2018年をもってF1からの引退を表明し、スペインの後輩カルロス・サインツにマクラーレン復活を託したのです。

2019マクラーレン成績(20戦終了時)

コンストラクターポイント(チーム):140ポイント

コンストラクター順位:4位

カルロス・サインツポイント:95ポイント

ランド・ノリスポイント:45ポイント

2019年シーズン序盤からカルロス・サインツと若手ランド・ノリスは着実にポイントを重ねマクラーレンは速さを取り戻しました。

現時点では後1戦アブダビGPが残っていてこの成績です。

2018年の2倍以上のポイントを稼ぎコンストラクター順位4位は間違いないでしょう。

移籍するたびに移籍先チームは成績が急上昇します

これをあげまんといわず何と呼ぶのでしょうか。

ちなみにカルロスサインツが移籍先は成績上昇しますが、サインツが去ったチームはどうなっているのでしょうか?

2019年サインツが去ったルノーの成績

2019年ルノー成績

コンストラクターポイント(チーム):91

コンストラクター順位:5位

ダニエル・リカルドポイント:54

ニコ・ヒュルケンベルグ:37

カルロス・サインツが在籍していた2018年に比べ下がっており、思わしくない状況です。

しかも後1戦残し、トロロッソ・ホンダが8点差でせまっています。

後半戦失速ぎみのルノーとブラジルGPでのガスリーの活躍など上り調子のトロロッソとのコンストラクターポイントの闘いは見ものです。

カルロス・サインツあげまん伝説まとめ

私は正直トロロッソでキャリアをスタートさせたカルロス・サインツのことは全く注目していませんでした。

父がラリードライバーのチャンピオンなのはもちろん知っていましたが、どうせ親父の七光りドライバーの一人だと思っていました。

しかしとんでもない間違えでした。

チームの成績が上がるのはもちろんチーム力もそうですが、ドライバーの腕やセッティング能力も非常に大事なのです。

カルロス・サインツはそのどちらも秀でているドライバーだという事です。

ドライバーにもあげまん。さげまんがいます。

同じあげまんで言うと現在の絶対王者ルイス・ハミルトンがあげられます。

2007年マクラーレンでデビューしたルイス・ハミルトンは2012年までマクラーレンに在籍し、2008年には念願のワールドチャンピオンに輝きました。

しかしその後数年マクラーレンはコンストラクター2位、3位の成績でルイス・ハミルトンももどかしいシーズンを送っていました。そして2013年にはそれまでワークス再開3年目でたったの1勝しか挙げていなかったメルセデスに電撃移籍を決意。

初年度こそ結果が出ませんでしたが、皆さんご存知のとおり翌2014年から2019年まで5回のワールドチャンピオン(2位一回)という偉業を達成。

ルイス・ハミルトンもあげまん代表ですね。

逆にさげまんの代名詞が晩年のフェルナンド・アロンソです。

2005・2006年とルノーで連続してチャンピオンとなったフェルナンド・アロンソはマクラーレンに移籍するもチームメイトのルイス・ハミルトンとの確執から翌年再びルノーへ戻ったことからさげまん伝説が始まります。

クラッシュゲート事件などありルノーでの成績は低迷、2011年からフェラーリドライバーとなるも一度もチャンピオンを獲得できず、2015年マクラーレン・ホンダ移籍で更に落ちてゆきF1引退となりました。

カルロス・サインツのように、行く先々でチームの成績が上がるあげまんドライバーと行く先々でチームの成績が下がるさげまんドライバーがいて面白いですね。

あげまんドライバーのカルロス・サインツは先を見越すしっかりとした目を持っているという事です。

カルロス・サインツは数年はマクラーレン復活に向けて頑張るはずなので、移籍は当分ないと思いますが、もし次移籍することになったら興味深いですね。

F1も残り1戦ですが、コンストラクター争いとドライバーズポイント争いが注目されます。

ブラジルグランプリのような劇的展開が待っているかもしれません。

見逃し厳禁ですよ!

2019年F1最終戦アブダビGPは12月1日決勝です。

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