ラマ―・ジャクソンのラン攻撃が凄くてヤバすぎ!!QB最多ラン獲得記録更新か?
2019年のシーズンも残り3試合となり、他を圧倒している地区やダンゴ状態の地区もあります。
そんな中AFC北地区で首位独走しているのが
ボルティモア・レイブンズだ
そのレイブンズの攻撃の要がクオーターバック(QB)の
ラマ―ジャクソンだ。
2019年シーズンパスの精度もあがり、要所でタッチダウンパスを決めるなど2018年より明らかに成長を感じる。
パスも良いが何と言ってもラマ―ジャクソンの魅力はヤバすぎるキレのあるランだ!
という疑問にお答えします。
今シーズンどれ位キレたランをしているかを、わかりやすく表にしてみました。
オーターバック(QB)の仕事は司令塔だが・・
ラマ―・ジャクソンのランがヤバすぎ!
1シーズンにおけるQBのラン獲得距離記録はマイケル・ヴィック
2019年第14週までのラン獲得ヤード数がヤバイ
同地区ライバルのエースランニングバックとの比較
なによりヤバイのがランのアベレージ
【結論】ラマ―・ジャクソンは投げるのが上手なランニングバック(笑)
クオーターバック(QB)の仕事は司令塔だが・・
クオーターバックは攻撃時には必ずボールを受け取ります。
そこからランニングバック(RB)に持たせてラン攻撃を行うのか、
ワイドレシーバー(WR)にパスを投げて大きく前進するのか,
全ての攻撃を組み立てるチームの司令塔です。
その為、攻撃の中心クオーターバックに怪我をされたらチームは大いに困る事になります。
もちろん第二、第三の控えクオーターバックがいますが、エースQBと控えとではやはり力の差が大きいことが多く、エースQBの怪我の後はチーム成績も悪くなってしまうのが普通です。
ドラフトで大金をかけて獲得した有力QBはチームとして絶対に怪我されては困るのです。
過去にも鳴物入りで入団した有力QBが怪我が原因で長期の戦線離脱や故障で消え去る例は多々あります。
チームはQBにはなるべく怪我しないよう、無理なランを禁じていることがほとんどな現代のNFLにおいて、ラマ―・ジャクソンは稀有な存在と言えます。
ラマ―・ジャクソンのランがヤバすぎ!
QBが走る場合は「スクランブル」といい緊急的に、しょうがなく走る場合がほとんどです。
その多くのQBのスクランブルは
ドスドスドス!!
という様な擬音がピッタリの走り方に見えます。
対してラマ―ジャクソンの場合はあくまでも滑らかに柔らかい走りから
スルスルスル!!
という様な感じでその走りはどこからどう見てもランニングバックの走り方にしか見えません。
1シーズンにおけるQBのラン獲得距離記録はマイケル・ヴィック
歴代QBの中にはとんでもない選手もいます。
アトランタ・ファルコンズで大活躍したQB
マイケル・ヴィック
です。
2006年にはQBとして史上初めて1,000ヤード以上のラッシュを記録(1,039ヤード)
この記録を破るQBは今後出ないと思われていましたが、
あっさりこの記録を破りそうなのが、
ラマ―ジャクソン
第14週を終えて1,024ヤードですので、まず間違いなくマイケル・ヴィックの記録を抜くはずです。
2019年第14週までのラン獲得ヤード数がヤバイ
*第8週は試合なし
1試合100ヤード超えを4回も達成しています。
第1週はほとんど走りませんでしたが、2試合目からエンジン全開!!
ほとんどの試合で60ヤード以上記録しています。
ラマ―・ジャクソンのポジションはQBであり、RBではありません。
このラン獲得総距離はヤバすぎです。
同地区ライバルのエースランニングバックとの比較
*第9週は試合なし
こちらは同地区ライバルチーム
シンシナティーベンガルズのエースRBジョーミクソンのラン獲得ヤードになります。
試合によっては大きく距離をゲインしている試合もありますが、10ヤードも獲得出来ない試合もあります。
14週終了時点で790ヤード・・・・
あれ?本職のRBがQBであるはずはラマ―・ジャクソンに負けています。
でもジョーミクソンの名誉の為にいいますが、他のチームでは700ヤード行っていないエースRBが沢山います。
要するにラマ―・ジャクソンが異常でヤバすぎるという事です。
なによりヤバイのがランのアベレージ
チームのエースRBはそのラン技術で局面突破をまかされていますので、少しずつでも確実に前進するようにします。
アメリカンフットボールは4回の攻撃で10ヤード進めば再度攻撃することができますので、1回の攻撃で最低3又は4ヤード位は距離を稼ぎたいものです。
トップのRB選手で大体平均5ヤード位のアベレージであれば優秀なRBと言えます。
アベレージは総獲得ヤード÷攻撃回数ですので攻撃回数が増えればアベレージが下がります。
現在ラン獲得ランキング1位のブラウンズのニック・チャップは総獲得ヤードが1281で攻撃回数が253ですのでアベレージ5.1ですから立派な成績です。
でも・・・・
なんか9位に異常なアベレージ記録している人が・・・
ラマ―・ジャクソンです。
6.7ヤードって異常でしょ。
ランは当然すぐ止められることもありますので、1ヤード又は2ヤードの時もありますし、マイナス(後退)の場合もあるのに、アベレージ6.7って凄すぎです。
しかも何回もいいますが表の選手達はラマ―・ジャクソン以外皆各チームのエースRBです。
そこに混じってこの成績からすると
ラマ―・ジャクソンはRBだけどQBもする人???それともQBだけどRBもする人???。
【結論】ラマ―・ジャクソンは投げるのが上手なランニングバック(笑)
この記録を見るとラマ―ジャクソンはQBではなく
完全にRB!!(笑)
最終的には1,100ヤード以上を記録すると思われます。
RBとしては合格点の記録ですが、ラマ―ジャクソンのポジションはQBなのです。
【結論】ラマ―・ジャクソンはきっと投げるのが上手なランニングバックなのでしょう。
2019年はランだけでなくパスの精度も上がったことで、攻撃の幅が更に広がったようです。
レイブンズファンは怪我だけしない様に祈るだけですね。
12月12日第15週で対ジェッツ戦でレイブンズがジェッツに42対21で快勝し2季連続北地区優勝を決めました。
QBラマ―ジャクソンは212ヤードを投げて5TDパスをマーク。
自身も85ヤードランを記録し、あっさりマイケル・ヴィックの記録を更新しました。