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2015年マダニ対策と予防は?感染した場合の対処法とは

近年、小動物による感染症が毎年のように増えてきているようです。

去年のデング熱騒動やマダニによるSTTF感染症などいままでは鳴りをひそめていた小動物による感染症が夏になると心配事となってきています。

 

今年の夏も再び猛威を振るうかもしれないこれらの被害に遭わないためにはどうすればいいのでしょうか。

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目次

マダニ

カナダの歌姫ことアヴリル・ラヴィーンが昨年体調を崩し公の場に出てこなかったことで心配されましたが、その原因がマダニに刺されたことによる感染症のライム病だったことがわかりました。

 

風邪のような症状が続きめまいやだるさにより立ち上がれなかった程、重度でその病名がわかるまで5か月もかかったそうです。

 

ダニの感染症には他にに日本紅班熱、SFTS(重症熱性血小板減少症候郡、つつが虫病などがあります。

ダニの種類

全世界で約2万種とも言われ生態や形態は多種多様である。

 

節足動物門鋏角亜門クモ綱ダニ目に属すのでクモの仲間。
大きさは1mm以下のものが多く、食性も菌食性、腐食性、捕食性、植食性、寄生性など多様すぎる生態を持っており謎多き生物ともいわれています。

 

農業害虫のハダニを捕食するダニが存在したり、ミモレットチーズの熟成にチーズダニが使われる(食べても人体には影響ないらしい・・・)など一般的に言われる害虫のイメージとは随分違うダニもいます。

 

そんな中マダニはダニの中でも大型で吸血性です。

生息場所

近くの公園や野原、山など草木が茂っているところになら何処にでもいます。

 

これまではSFTSウィルスを保有しているマダニは西日本が主でしたが、北海道から九州までウィルス保有マダニがいる事が確認されています。

 

特に注意するべき場所は野生生物が生息している山間部です。
シカやイノシシにはダニがくらいついていますので、それらのけもの道にはマダニがたくさんいると思ってください。

接触方法

草の上などでじっと獲物が近づいてくるのを待っています。

 

熱や振動や二酸化炭素を感知すると体に飛びつきます。
そして移動し動物なら皮膚の柔らかく毛が少ない場所の耳や腹など、人間であれば足や手や頭などの露出している場所が狙われます。

 

狙いを定めたら丈夫な鋏角で皮膚を切り裂いて突っ込みます。

 

このとき少しチクリとするそうですがブラックジャックばりの見事なメスさばきで、刺されていることに気が付かないのです。

しかも唾液腺から固まる物体を出しがっちりと皮膚と口を固定する念の入れようには驚きですね。

 

そして数日をかけ血を吸いパンパンになった頃やっと気が付く方も多いのです。

 

見える手足などは目視できますが、頭皮などは触診でしかわからないので、注意が必要です。

刺されたときの対処法

刺されたことに気が付いたら絶対に自分で取らずに皮膚科に受診しましょう。

 

無理やり取ろうとしたら頭だけが残ってしまいます。

 

昔々の幼き頃、早朝姉がジョギングから帰ると胸に黒い何かがついており、取ろうと思っても取れなく気持ち悪いので、爪切りで切ろと言われ私、渋々切りました。

 

当然頭は残ったままでどうやっても取れず、親に言うとえらい怒られた記憶があります。

 

その後皮膚科で治療してもらい大事には至りませんでした。

 

田舎なので確かに草木は多かったとは思いますが、ジョギング中?休憩中?どこで飛びつかれたのかわかりませんがマダニはいつでもどこでも獲物が近づいてくるのを待っているのです。

 

マダニに刺されない為にはどうしたらいいのか

残念ながら蚊と同じように虫よけスプレーで虫を近づけないことが一番です。

野原や草原に行かれる時には白っぽい服がいいです。

 

黒っぽいマダニは発見しやすいのです。

 

又、なるべく長袖長ズボンで裾からマダニが入らないように工夫するのがいいでしょう。

 

 

お子さんが草むらに行かれたときは、手、足、そして頭皮をよく確認してあげる事が大事です。

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