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野原に潜む危険な小動物たち

2016-07-25

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目次

セアカゴケグモ

主に西日本方面での発見が多かったオーストラリア原産の毒グモですが、おそらく現在ではほぼ全国に分布しているものと思われます。

去年の段階で37都道府県で確認。

真っ黒なボディーに稲妻のような赤い模様ですので、ぱっと見で危険をかんじるのではないでしょうか。

性格は以外にもおとなしいそうなので、危害を加えなければ噛まれることはないそうなんですが、 直射日光が当たらない地表近く(側溝の蓋裏や自動販売機の奥など)に巣を作るので、

目視出来ない場所に手を突っ込むのは危険です。

 

ナニガイルカワカラナイヨ!

 

又よく間違える方が多いのですが、梅雨前になると何処からともなく現れてくる赤い虫


これはタカラダニと言ってダニの仲間です。

セアカゴケグモの子供ではありませんので、心配しないでください。

主に花粉等を食べるので、刺されたりはしません。しかしあまりにも大量に発生するので気持ちがいいものではありませんね。

主に梅雨前に大発生し地面や壁などそこらじゅうにいます。

しかし不思議なことに夏になるとまったく姿を消してしまう不思議ちゃん。潰してしまうと真っ赤になるよ。

フトンガホセナイヨ!

ヒル

湿地帯で日陰に潜むヌメヌメ忍者ことヤマビルですね。

  主にシカやイノシシなどの野生動物の血を吸いますが、当然人間も近寄ったら獲物になります。

  こいつも感知センサーが高性能で以外にも動きは素早いのです。

  靴に取りついたらあっという間に足や腕などの柔らかい部位まで行き、 皮膚を食い破り吸血しますが、   この時麻酔成分のある唾液を注入するので、刺された事に気が付かない場合が多いのです。

 おまけにその唾液には血液凝固を阻害する成分が入っていますので、なかなか血が止まりません。  

気が付かず家に戻ったらズボンが血ダラケ! ナンジャコリャ!で気が付くのです。  

 

私もいい年こいて山でカブトムシの幼虫を取っていたら脛と首筋2か所やられていたのですが、 相方に指摘されるまで全く気が付きませんでした。  

 

刺されたことによって媒介される寄生虫や病原菌は無いとされていますが注意が必要です。

ムカデ

こちらの方にもやられました。

お客様と商談中、突如首筋がタバコの火を近づけられたかのように熱くなり、

触ってみると手に3センチ大の細長い脚だらけの物体。

払いのけると商談中のお客様の目の前にポトリ。

商談はちょっとしたパニックになりましたね。

上から落ちてきたのか、足から這い上がってきたのか不明です。

 

毒を持ってはいますが人の死亡例はないようです。

ハンミョウ

 


こちらのツチハンミョウは一般的なきらびやかなハンミョウとは別の科に属しますので、
見た目地味な大きい蟻のようです。

しかし毒成分のカンタリジンを関節から分泌するため絶対に触らないでください。

触った手で目を掻いたりしたら大変なことになります。

昔忍者が武器に塗っていたり、中国では暗殺に使われたりしていたほどの毒成分です。

しかし動きは遅く人を襲うわけではありませんので、とにかく触らないことが大事です。

普通に野原にいますので大きなありみたいな昆虫にはさわってはいけないとお子さんに教えてあげて下さい。

ゲリラ放流された動物


ある意味一番危険とも言えるのが、飼いきれなくなった小動物を心無い一部のペット収集家が野に放つゲリラ放流です。

数年前から問題になっていましたが、現状は何処に何が潜んでいるか全くわからないということです。

そこにいるはずがない動物、たとえばコモドオオトカゲや毒ガエルや見たことがないような毒蛇が、
ひょっとしてそのあたりの野山にいるかもしれないのです。

ご注意ください。

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