この夏クールジャパンな和装には草履や雪駄がおすすめ!
じとじとジメジメな梅雨の季節です。そんな憂鬱な梅雨があけると待ちに待った暑い夏がやってきます。
夏と言えばあちこちで開催される花火大会に着物や浴衣で行く予定をされている方は多いかと思います。
着物や浴衣にはやっぱり草履や雪駄が似合います。
でも草履と雪駄の違いってよくわからないですよね。
草履と雪駄の違いとは
草履は読んで字のごとく昔は草で編んだ履物だったわけですが、現代では皮や布やビニールで作られた物が多いようです。
草履には表面と裏面の間にコルクの芯がありつま先部に2枚、踵部に5枚入っていると、2の5の草履と言います。雪駄の定義としてはこの枚数が1の3までの物を言います。なのでまず見た目薄いのが雪駄と言えます。
雪駄と呼ぶ条件は竹皮や畳、棕櫚などで編まれた表。重ね芯が1の3までの物。重ね芯は畳または皮芯。裏皮が牛革やタンニンなめし。踵に金具がついている。以上の物を雪駄と呼ぶそうですね。
しかし雪駄も現代では表面がビニール製、裏面が合成皮革の物が多く出回っており、よく見るビーチサンダルの様な物も多いようです。
そして雪駄の名前の由来は雪の下駄からきています。積雪時下駄では歯の間に雪が詰まるため底に防水加工を施し、雪や雨に強くしたものと言われています。
高いデザイン性
昔では考えられなかったような色々なデザインがありますよね。
外国の友達がいる方は送ってあげると喜んでくれるかもしれませんね。
そして雪駄はジーンズとも相性がいいのです。少しロールアップして履くとカッコイイ!!クールジャパン!!(笑)
健康にいい
足は第二の心臓などと呼ばれています。
心臓から一番遠い末端部分である足を上手に使うことで血液の循環を促進させることができるのです。
昔々の子供は土踏まずがしっかり形成されており、外反母趾などは無かったと言います。なぜなら昔は靴などは無く子供も皆草履を履いていたからだと言われています。
サイズの合わない靴を履くことによって外反母趾や巻き爪など足のトラブルにもつながります。
足の裏をうまく使うことができずバランス感覚が悪い。すると身体が歪み集中力が欠けることにもなるそうです。
そこでいまでは幼稚園や保育園の指定上履きになっているところもあるそうですよ。
そして本雪駄は表が畳材のため抗菌、殺菌効果があります。
夏の暑い時期には是非お試ししてみてはいかがでしょうか。