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戒名の意味とは?つけ方と戒名料の相場はどの位なの?

人の一生に必ずあるものといえば、誕生です。

母親の体内で宿った小さな命が成長し生れてきます。無事生まれてくれた事に感謝し皆喜んでくれたでしょう。涙を流しあなたの誕生を喜んだかもしれません。両親はあなたの幸福を願い名前を決め、役所に提出することであなたの名前が決まります。

あなたは良いことも悪いことも経験し成長していきます。そして人生において必ず誰にも平等に訪れるのが死です。

残された家族は悲しんでいる暇もなく、葬儀の手配をしなくてはなりません。そしてそこで、亡くなった後の名前である戒名をどうするか?となります。

一体戒名とはどのような意味があり、どのようにしてつければいいのでしょうか。また相場はどの位なのでしょうか。

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目次

戒名の意味

ご先祖様が仏教徒が多い日本ではたとえ自分が無宗派でも先祖の宗派に合わせて葬儀やお坊さんの手配をする場合が多いかと思います。仏教でも浄土真宗では法名日蓮宗では法号が正式名称となります。

戒名とは読んで字のごとく戒律を守り仏門に入った証の事なのです。

戒律には五戒、八斎戒、十戒などいろいろありますが、基本の五戒には以下の守るべき戒があります。

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  • 生き物を殺してはいけない。
  • 他人のものを盗んではいけない。
  • 不道徳な性行為を行ってはならない。
  • 嘘をついてはいけない。
  • 酒を飲んではいけない。

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これらの戒律を守り受戒した者に与えられるものが戒名なのです。

したがって現代の戒名は違った意味合いになっています。

おじいちゃんが立派な戒名ついているから、おばあちゃんも同じくらいの戒名を付けてあげようなど、仏門にも入っていなく、無信心なのにお金さえ払えば戒名を付けてくれると言う様なおかしなことになっているのが現状です。

しかも戒名は入仏の証として本来は生前に授かるものなのです。

つけ方

大まかに分けて
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  • 信士、信女
  • 居士、大姉
  • 院居士、院大姉

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となっております。ひとによってはこれをランクなどと呼んでいますが、亡くなってからも格差を感じるので、私はランクと言う言葉は好きではありません。

浄土真宗では平等思想から位号(信士、居士など)はほとんどつけません。

院居士、院大姉とは本来皇族や将軍家などに用いられてきました。現代ではその寺院の発展に尽力したり、社会的に貢献度の高い人につけられています。院号は各寺院が本山に申請する必要がある為、お布施が高いのです。

戒名料の相場

寺院によってこのお布施額が違いますが、大まかに約100万程度でしょうか。

居士、大姉は大体30万~50万位でしょうか。

信士、信女で20万位。以上の額は寺院によってかなり幅がありますので、その寺院の他の檀家さんに尋ねるのが一番よいでしょう。

寺院は檀家さんの支えで成り立っています。。あなたがお寺の檀家さんならお寺を支えていかなくてはならないのです。したがってお布施は必要不可欠なのです。

先日住職が殺人事件を犯したと報道がありました。信じられなく悲しい事件です。

私のまわりにも十戒どころか五戒すら守れない住職がいることも事実です。

しかしそんな人ばかりではありません。真摯に仏門に向き合っている住職さんがほとんどなのを忘れないでください。

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