樹木希林全身がん転移でもあきらめない。彼女を支える個性的な家族達!

樹木希林さんといえば「寺内貫太郎一家」での名シーン「ジュリィィーーー」を思い出す方は多いのではないでしょうか。当時彼女は30代にもかかわらず、主人公である小林亜星さんの実母役という大老け役をこなす日本を代表する女優だ。

先月には樹木希林さん主演映画「あん」が全国公開された。この映画は脚本、キャスト、監督、音楽など話題が多く見逃せない映画となっている。

樹木希林さんと言えば失明や全身がんの末期であるなどと公表しまさに満身創痍だが舞台挨拶では元気な所を見せるなど本当に末期がんなのか?と思われたのではないでしょうか。

現在の彼女の容体と治療の様子は?彼女を支える個性的な家族達とは?

目次

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樹木希林

20代のころからドラマや舞台、映画などで活躍し、そのころから老女などの老け役が当たり役だった。数多くドラマや映画に出演されていますが、その役名の一例をあげると「たね」「ヨシ」「トメ」「フネ」「おとら」など老女を連想させる役名がやはり多いですね。

テレビドラマ「寺内貫太郎一家」で個性派女優の地位を確立するとともに、郷ひろみとのデュエット「林檎殺人事件」「お化けのロック」など歌でも活躍する。

その後もオンリーワンで個性的な女優として幅広く活躍する。

先月公開の「あん」のストーリーは,ぱっとしないどら焼き店にやってきた老女を雇うことになり、その「あん」の旨さで店は繁盛しはじめるが、偏見に苦しめられ生きる意味について考えさせる内容です。

内容も重厚なテーマですが、キャストも注目されます。

店長役の永瀬正敏さんはご存知小泉今日子さんの元旦那で映画を中心に活動しています。歳を重ねて益々いい役者になってきましたね。

そして樹木希林さんと同じく老け役でおなじみ親友役の市原悦子さん。どら焼き店のオーナー役浅田美代子さん。

そして注目が樹木希林さんの孫である内田伽羅さんに注目ですね。彼女の父は元シブがき隊のモックンこと本木雅弘さんで母が内田也哉子さんで、現在もイギリスに留学中なのです。

撮影時はイギリスと日本を往復して撮影に臨んだそうで、あんのオーディションには樹木希林さんが勧めたそうなんです。お父さんに似て眼力があり、これからが楽しみですねそして原作が叫ぶ詩人の会のドリアン助川さんです。

パンクと現代詩を融合させたパフォーマンスで活躍。同時にラジオのパーソナリティーとして若年層を中心に正面から受け止める熱い番組でその名を覚えている方は多いと思います。

そして監督は海外での評価が高い河瀨直美監督。そして音楽は秦基博さんという非常に豪華な面々がそろっているのです。

がんとの闘い

2005年乳がんの為右乳房を全摘出を行うも、2008年には腸や副腎、脊椎にも転移していることがわかった。

医者から体のあちこちに転移していると言われたことに対し、「全身がん」と表現しました。しかし彼女は手術や抗がん剤治療を選ばずに四次元ピンポイント照射療法と言う放射線治療を行い、大きく体に影響をあたえるものは消滅したそうです。

しかしまだがんは彼女の体内に今でも居続けているのでしょう。今の元気な姿を見ていると、がんとは上手く自然に付き合っているように思われますね。

個性的な家族

娘の也哉子さん旦那の本木雅弘さんと伽羅さんを含め孫3人がいます。

そしてもう一人忘れちゃならない永遠のロックンローラーの夫内田裕也さん!!裕也さんと樹木希林さんは1973年に結婚、ロッカーではあったのですが、セールス的にはこれといった実績は無く、それよりプロデューサーとしての手腕を発揮しました。

しかし破天荒という言葉はこの人の為にある言葉なんだと思い逮ますよね。逮捕歴多数、大麻取締法違反などトラブルの数では他の追随を許さないほどです。

そんな裕也さんとは結婚してすぐに別居しているので、それから40年近くになる不思議なご夫婦です。

そんな内田裕也さんを暖かく見守り続けている樹木希林さんこそ偉大なるロックンローラーなのではないでしょうか。

この「あん」が遺作にならないようにまだまだ元気でいていただけるよう心より祈っております。

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