ペタンクのルールはサルでもわかる程簡単だが実に奥深い!

ペタンクはよくカーリングに似た競技でありざっくり言ってしまえば目標にいかに近づけるかが勝敗を分けます。
「なんだ、それじゃカーリングと一緒でしょ?」と言われますが、大きく違う点が3つあります。

その一つ目は場所になります。カーリングは氷上で行う競技ですので当然アイススケート場でなければ出来ませんがペタンクは近所の公園でも広場など場所を選ばないという所が大きく違います。

そしてもう一つ大きく違う点としてはカーリングはストーンと呼ばれる石を滑らせて固定された目標点にいかに近寄せるかが大事ですがペタンクの場合その目標物であるビュットを動かしてしまう戦略もある事です。つまり目標点は固定されていない事です。

そして最後の違いが投げ方になります。カーリングは当然氷上を滑らせるように投げるのですが、ペタンクでは地面を滑らせるように投げる方法はもちろん、高く投げて目標に近寄せたり、場合によっては相手の球を真上から当てはじくようなことも出来ることから単純に見えるのですが実は戦略的でよく頭を使わなければなりません。

ルール自体は目標点に近づけるということでサルでもわかる位単純明快なのですが、相手に勝つための戦略はサルでは真似できない奥深い競技がペタンクなのです。

スポンサーリンク

場所

日本選手権大会および国際大会に使用するコートは、幅4m×長さ15mの最低寸法がなければならない。

使用するもの

使用球

国際ペタンク・プロヴァンサル連盟(F.I.P.J.P.)公認球であること。

材質

金属製であること

大きさ

直径が7.05cm(最小)と8cm(最大)の間であること。

重さ

重さが650g(最小)と800g(最大)の間であること。製造者の商標と重さがボールに刻ま
れており、常に判読できること。ただし11歳以下を対象とする大会では、重さ600g、直径65mmのボールを使用することができるが当然公認球である必要があります。

刻印

球の製造規格書にそっていれば選手の性、名、イニシャル、ロゴ、略号を刻むことが出来る。

ビュット

材質

木製又は製造業者の商標が付きF.I.P.J.P.公認の規格に関する特別仕様書に基づいた、合成素材製のどちらか。

大きさ

直径は、30mm(許容:±1mm)。

競技方法

チーム構成

ペタンクの試合においてのチーム構成は

  • 一人対一人のシングルス
  • 二人対二人のダブルス
  • 三人対三人のトリプルス

以上の対戦形式となります。

ゲームの進行

じゃんけん又はくじ引きでビュットを投げる権利を得ます。ビュットは目的地になりその目的地をメーヌ(野球で言う所のイニング)ごとに投げて決めるのがカーリングとは大きく違う点です。

毎回ゴールが異なると言う事は地形の高低やコンディションを読み取る能力が必要になります。

ビュットを投げる権利を得たチームの一人がスタート地点を決めそこに直径35㎝~50㎝の円を描きます。この円を投球サークルと呼びますが、主催者が用意したポータブルサークル(丸い輪)を使用する事もあります。

ビュットはサークルから6m以上10m以下の位置であればメーヌの始まりです。

ビュットを投げたチームが先行となり投げる(黄色がビュット)

一投目
先行青チームが一投目

後攻のチームが投げる

後攻一投目
この場合青が遠いので続けて青が投げる
後攻二投目
青チームの投げて玉が赤にあたり赤が遠くなったので次は赤が投げる
後攻二投目
赤投げたが青より遠いので続けて赤が投げる
後攻三投目
赤が青にあたり押し出し赤が近くなったので次は青が投げる

この様に常に遠いチームが投げます。

球はシングルスとダブルスの場合は各3個、トリプルスの場合は各2個使用。

全て投げ終わったら得点を数えメーヌ終了、ビュットの位置からビュットを投げ次のメーヌが開始されます。

勝敗

先に13点取った方が勝利(11点制の場合もあり)

得点

お互い最後まで投げ切って最終的にビュットに一番近い玉がベストボールとなり得点を得ます。
この時相手チームがビュットより一番近い球より1つあれば1点

1点
相手の球より1個近いので1点
2点
相手の球より2個近いので2点
3点
相手の球より3個近いので3点

投げ方

ビュットも球も肩より高い位置から投げてはいけない(アンダースローで投げる)
ビュットや球を投げる時にはサークルを踏んだり出てはいけない
これが大原則となります
そして投げ方には2種類ありそれらを状況に合わせて投げ分ける必要があります。

ポワンテ

ポワンテは目標物であるビュットに近づけるための投げ方と言えます。
ポワンテにも状況によって次の投げ方があります

ルーレット

投球場所から2m位に投げ転がしてビュットに近づける投げ方です。投球位置とビュットとの間に相手の球があれば直線的にルーレットで投げ相手の球に当て遠くにさせてしまう事も戦略です。主に序盤戦や地面のコンディションが良い時に使われます。
わかり易くゴルフに例えるとグリーンエッジからパターを使い寄せるイメージです。

ドゥミポルテ

投球場所とビュットの間に自チームの球や相手チームの球がある時などそれらの球を超えて投げビュットに近づけ投げて転がす投法です。
ゴルフに例えるとグリーンそばからピッチングウェッジで寄せるイメージです。

ポルテ

ドゥミポルテよりもっと高く遠くへ飛ばす投法で地面のコンディションが悪い時にピンポイントで球を落とす感じになります。
ゴルフに例えるとグリーンそばからピッチングウェッジで直接ホールを狙いねじ込むイメージです。

ティール

ティールは狙って球又はビュットを当てる投法になります。ぶつかってしまったではなくわざと狙ってぶつける事によって場合によっては一気に形勢逆転する事が出来ます。
この様に状況に応じた投げ方を使い分けることが必要でコントロールやスピード、高さを投げ分けます。

まとめ

ざっくりとしたルールとしては
最終的に相手より目標物に近い方が勝ち
相手より何個近いかで点が入る
目標物の位置はメーヌごとに変わるので地形を読み取らなければならない

スポンサーリンク