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【実録】トイレに閉じ込められ運を使い果たした男!←ウンはあったけど(笑)

2017-04-09

7月30日東京都荒川区のマンションでご主人がトイレの外で、
奥さんがトイレの中で亡くなっていたと言う事件が報道された。

警視庁の調べによりますと酒に酔ったご主人がトイレの外で寝て
しまい、何らかの理由で亡くなり、中に入っていた奥さんが
出られなくなり脱水症状か熱中症で亡くなられた可能性がある
として調査中だ。

皆さんもご存知の通りトイレには窓があるだけでエアコン
などは通常ありません。

この時期トイレから出てくると汗ビッチョリ!になるくらい
閉鎖されたトイレは暑いものです。

こんなところにこの時期数時間いたら熱中症や脱水症状に
なってもおかしくはないのです。

私も独身の頃トイレに閉じ込められた事がありました。
ドアのロックが故障し出られなくなったのです。

時間にして約4時間位だったのでしょうか、
冷静に考えた私はあるものを使って脱出する事ができました。

いったいその以外な物とは何だったのでしょう?

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目次

同居人トイレに閉じ込められる

独身の頃私は会社の寮にすんでいました。

寮と言っても普通のアパートを会社がまるまる一棟借りて
いるものでした。

玄関があり、入ると6畳のリビングで台所、トイレ、風呂、
洗面所があり、奥に6畳の部屋が2部屋並んであり
そこに一人ずつ住んでいました。

昔よくある間取りのアパートですね。

工場での製造業だったので交代勤務があり、それぞれ
勤務時間が違い、同居人と顔を合わせないこともよくある
ことでした。

そんな初秋のある日曜日の午前中にリビングから叫び声が
聞こえます。

「おーい○○!おーい○○!!」

同居人Aが私を呼ぶ声でした。
ドアを叩きながら私を読んでいます。

いったい何事かとリビングに行くとそこにはAの姿は無く、
トイレの中から声だけが聞こえます。

「開けてくれ!!ドアのロックが壊れている!!」

思わず笑ってしまいましたが、Aは必死に訴えます。

「早くあけて!」

「わかった!」

しかしドアを開けようとしてもドアのロックがバカになっており、
いくら引っ張っても開きませんでした。

「無理だね!開かないよ!」

A「なんとかしろよ!!早くだしてくれ!!」

実はその2週間前位からトイレのドアロックの調子が
悪かったのです。

通常ドアノブを回すと中のロックも引っ込んでドアが開く
ようになりますが、ドアノブを回しても中のロックが回り
づらくなっていました。

そこで応急処置としてこのようにしてロックされないよう
にしました。
IMG_20150803_063636[1]

これでロックフリーになり外からも中からも自由に開け
られるようになりました。

トイレに入る時ノックをすればいいだけのことなので、
それほど問題にはならなかったのです。

しかしビニールひもがズレてしまったのでしょうか、
ドアがロックされてしまったのです。

中から必死に叫ぶAはドア越し30㎝前にいますが、
ドアと言う壁に阻まれ救出できません。

A「ドアがダメなら窓を外してくれ!!」

トイレは渡り廊下に面しているので、一旦外に出て窓を
見てみます。

現代と違い防犯等あまり考えられていない窓でしたので、
これならいけそうでした。

ドライバーでビスを外し窓を外し人ひとりが出るスペース
が出来ました。

幸いAは細見の体型でしたので、無事窓から脱出。

そして工具を使いドアノブを外し中から開くようにし、
再度ロックがかからないように厳重にしました。

いや、したつもりだったのですが・・・・。

自分がトイレに閉じ込められる

その日は午前勤務で夕方帰宅でした.

同居人Aは夜勤でしたので、若い頃のお楽しみレンタルビデオ屋
でH系ビデオを借り、夜食の弁当を買ってきました。

時間は7時頃だったかと思います。
リビングに先ほどレンタルしてきたビデオと弁当を置き
トイレで用を足しました。

その時Aがいないからトイレのドアを開けっ放しで用を足せば
よかったのに、ついドアを閉めてしまったのです。

「カチッ!!!!!」

厳重にしたはずのドアロックが飛び出した音です。

急いで用を足し、ドアを回しますが、開かない!!!!!!!

ドアを回しますが、やっぱり開かない!!!!!

「グアー!!やってもうた!!」

私はこの狭い空間に閉じ込められてしまったのです。

トイレからの脱出

ドアノブをいくら回してみても開きません。

ドアを押してみても当然開きません。

ドアを蹴破ろうかと思っても狭すぎて開きません。

Aを救出した窓も外から工具を使わないと開きません。

冷静になって考えてみました。

この狭いトイレの中を見渡してみてもトイレットペーパー、
トイレブラシ位しかありません。

自分の身に着けているものをチェックしたが、
鍵はリビングに置いてしまったので無い。

あるのはズボンに入れていた財布だけでした。

このアイテムではトイレからの脱出は無理だ・・・。

絶望感・・・・。

現代では当たり前の携帯電話などない時代で、
ポケベルが流行っていた頃でした。

このままAが帰って来るのを待つか、
新聞屋さんが来たら助けてもらうかしかないのか・・・・・・・。

いやちょっとまて!!

リビングには借りてきたHなビデオを置きっぱなし
ではないか!

しかもエグイタイトルだったはず!

見られたら超恥ずかしいタイトルだ!!

いかん!!やはり脱出しなければならないのだ。

がんばれ俺!!

とは思ってもやっぱり状況が変わるわけではありません。

腹も減ってきた。リビングには買ってきた焼肉弁当
があるのに食べることが出来ない。

閉ざされた空間だけにさらに絶望感とあきらめ感に襲われた。

閉ざされてから4,5時間経った頃、ふと財布を
もう一度見てみた。

紙幣、硬貨、カード類、免許証・・・・・使えないか・・・・

ん!!!

カード?

このカードはクレジットカードではなくガソリンスタンドの
カードでした。

当時当時ガソリンは100円/L位の時代でガソリンスタンドの
競争が激しく行くと必ず
「カード作りませんか?」と店員に勧められたものです。

カードを提示すれば何円かの割引があったので、
財布の中には色々なスタンドのカードがありました。

ひらめきました

「このカードを隙間に入れロックを外す事ができるのでは?」

こわれてもいいようなカードばかりでしたので、
隙間にさしこんでみました。

幸いドアのたてつけも良くなかったので隙間はあったのです。
IMG_20150803_063810[1]

「カチャ!!!!!!」

「キター!!!!!」

こうして私はカードと言う以外なアイテムで
トイレから脱出することができたのです。

まとめ

この出来事は初秋でしたので、暑くもなく寒くもない時期でした。

これが真夏だったとしたら熱中症や脱水症になっていたかも
しれず、短時間でも危険だったかもしれません。

先ほどの荒川区のマンションの事件ではネットで
「なぜ?なんで?」の声が多かったようですが、
実際に誰にでも起こり得る事で、私のようにドアが開かずに
亡くなりになられた方はいるのです。

特に一人暮らしの方やお年寄りの方は十分に気をつけるように
してください。

危険です。

又、お子さんがいらっしゃる方は常にドアの調子をチェック
しておいてください。

お子さんはドアの開け閉めが乱暴で人がトイレに入って
いると、開くわけないのにドアノブをつい
ガチャガチャしてしまいます。

トイレのドアノブは家内で一番壊れやすい場所なのです。

そして現代の必需品携帯電話も常に持ち歩いておいた方が
何かの時に自分の身を守ってくれるはずです。

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