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2015お彼岸の期間と意味。間違いだらけのお墓参りと掃除の仕方とは?

「暑いですね」があいさつになっている猛暑
日本ではいたるところで35度超えを記録し、
作物などが枯れるなど被害も報告されており
人も植物も動物もいかげんうんざりしているの
ではないでしょうか。

しかし古くから日本では「暑さ寒さも彼岸まで
」と言われており、大体秋彼岸を過ぎると秋め
いてきます。

わかっているようでイマイチわからないお彼岸
とはなにか?

多くの方が間違えているお墓のお参り方法や
掃除の仕方とは?

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目次

お彼岸とは

お彼岸とは

2015秋彼岸の期間

お彼岸とは「春のお彼岸」「秋のお彼岸」が
ありそれぞれ春分の日、秋分の日を中日とし
前3日後3日の七日間の仏事の事を言います。

お彼岸に入る日を「彼岸の入り」といい、
2015秋彼岸では9月20日(日曜日)で中日が
9月23日(水曜日)彼岸明けが9月26日
(土曜日)となっています。

秋分は二十四節気の第16にあたり、一般には
昼と夜の長さが同じと言われていますが、
実際は昼の方がわずかに長くなっています。

すなわち、ほぼ東から太陽が出、ほぼ西に
太陽が沈む事となります。

お彼岸の意味

現在生ある我々が生きている煩悩だらけの
現生を「此岸」と言い、人が亡くなった後、
煩悩を捨て去り修行によって悟りの境地に
辿りつくのが此岸のはるか彼方にある
「彼岸」なのです。

彼岸は西方の彼方にあるとされていたので、
西の向きが良くわかる春分、秋分の日に西方
の遥か彼方の彼岸のご先祖様を偲び供養する
事によって、自身も極楽浄土に行けると考え
られていました。

お盆とお彼岸の違い

8月にお盆があり、1か月後にお彼岸?

お墓にお参りするのは一緒なのに何が違うの
?と疑問に感じている若い方は少なくないでし
ょう。

先祖供養の意味ではは同じですがいったいど
のような違いがあるのでしょうか。

基本的にお盆はご先祖様をお墓にお迎えに行き
自宅にお連れして、自宅で我々と一緒に過して
いただきご供養するものです。

対してお彼岸はお墓に行き、西方の遥か先の
彼岸のご先祖様を偲び供養する事で自身も
極楽浄土に行けるようにと願う事であるので、
全く違うものなのですね。

間違いだらけのお参り方法とお掃除

お墓参りの仕方がわからない、間違ったお墓参
りをする方が余りにも多いようなので、是非
チェックしてみて下さい。

お墓参りに持参するもの

軍手、ごみ袋、選定バサミ、雑巾、歯ブラシ、
お花、線香、ライター、お供物、など持参しま
しょう。

お参り方法

まずは墓所内の雑草を取り、植木を選定する。

植木が伸びすぎると根が張りお石塔を動かし
たりずらしたりする場合がありますので、
余りにも大きくなりすぎた植木は切ってしま
った方が良いでしょう。

墓石をぬれぞうきんで拭き、文字内の汚れは
歯ブラシで取り、水分を残さないように拭き
取りましょう。

掃除が終わったらお花、お供物をあげ、
お線香を付けてお参りしましょう。

間違ったお参り方法と掃除

たわしで掃除


昔の古い石塔は表面が凸凹した石の為、柔らか
いたわしでこすってもいいのですが、最近の
墓石は表面が鏡面加工(鏡のように自分が写る
位細かく磨いた加工)ですので、たわしは
[su_label type="important"]NG[/su_label]です。

表面のつやが無くなってしまいます。

あくまでもぬれタオルで汚れを拭き取る事を
心掛けて下さい。

鏡面加工なので汚れは落ちます。

お石塔の上から水をかける


よくテレビドラマでは必ずヒシャクでお石塔の
上から水をかけていますね。

お坊様もお水をかけてあげなさいと言われる
方も多いです。

基本的には水をかけてもいいのですが、お参
りが終わって帰るときには、必ずお石塔を
拭き水分をなくすようにしてください。

晴れている日は目には見えないチリやほこり
が常に舞っています。

墓石に水分が残っているとそこにチリやほこり
が付着し、それがやがて水垢(みずあか)に
なってしまうのです。

よくあることですが、毎日のようにお参りに来
ている人のお墓が、全くお参りに来ていないお
隣のお墓より汚い事があります。

それは水をかけっぱなしで帰る為、水垢がどん
どん付着するためなのです。

お参りが終わったら必ず水分を拭く。

故人が好きだったお酒を墓石にかけてあげる


[su_label type="important"]NG[/su_label]です。
酒は糖分が多い為墓石にかけるとべたべたにな
り、酷いときは変色してしまいます。

お酒は蟻も大好きです。帰った後お墓が蟻
だらけに!

どうしてもあげたい場合は土や敷き砂利に
撒いてあげましょう。

故人が好きだったお供物を置いて帰る


これもほとんどの霊園では禁止されているので
はないでしょうか。

お供物や飲み物お菓子などを墓前に置いた
まま帰る方がいらっしゃいますが、

やめましょう。

カラスなどは頭がいいので、このお彼岸の時期
ともなれば食べ物が置き去りになっている事が
わかっているので、食い散らかします。

自分の墓所だけではなく、他の墓所に運んで行
き散らかす為、周りに迷惑になります。

必ず持ち帰るか、その場で食べましょう。

故人が好きだったジュースをあげて帰る


これもあまり好ましくないでしょう。

アルミ缶やペットボトルはまだいいのですが、
問題はスチール缶です。

長年墓石の上に放置しておくと錆びが墓石
にくっきりとついてしまいます。

錆びは落ちませんので、コーヒーなどのスチール
缶はお参り終わったら飲んでしまいましょう。

アルミ缶のジュースもカラスがつついて穴をあけ
倒したりします。

そうなると墓石はジュースまみれで蟻だらけ!

お参りする意味

お参りする子供
最近はお墓参りに行くお父さんお母さん世代が
減ってきています。

お父さんお母さんがお墓参りに行かないと、
その子供も行かないので、お参りの仕方や掃除
の仕方がわからなくて当たり前です。

ご先祖様を大事に思い供養する行為は日本人
として素晴らしいことです。

ご先祖様誰一人いなければ、今のあなたは存在
していません。

この当たり前の事をその意味をもう一度よく
考えてみるいい機会でもあります。

この素晴らしい風習を次世代に伝えていく
義務があなたにはあります。

是非お子さんを連れてお参りに行きましょう。

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